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東京都心にジェット旅客機飛行!タワマン上階層では騒音大きくクレーム続出

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都心上空をジェット旅客機が通過、テストは終了?
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国土交通省は2月6日、今年3月29日から羽田国際空港の新飛行経路の運用開始・国際線増便に向けて管制官が新飛行経路の運用の手順など確認し、新たな航空機騒音測定の調整を行うための実機飛行を終了したことを発表しました。
ただ、2月12日までは北風運用での実機飛行を終えたものの、南風の場合には3月11日まで7日間程度の実機飛行を行うとしています。
羽田国際空港への新ルートは、東京オリンピック・パラリンピックに向けた国際便の増便などが目的となっています。

羽田、6万回の離着陸から10万弱へ増便
羽田国際空港の新ルートでは、最大で1時間に44便の航空機が都心上空を通過することにより年間の国際線発着回数は約6万回から9万9,000回に増加可能となります。
観光立国を目指す安倍政権には増便は歓迎するとこですが、一方で羽田近くの大井町では地上から330メートルと高層ビルやタワーマンションをかすめる低さであり、飛行機好きには嬉しいことですが、住民にとっては「怖い」、「「すごい騒音」と怒りの声も多く聞かれます。

新宿、渋谷上空をジェット旅客機が通過
航空機の位置情報を24時間提供するウェブサイト「フライトレーダー24」によると、羽田国際空港のA滑走路は全日空や日航の札幌便など北日本中心の便が着陸し、C滑走路では四国や九州など西日本からの便が着陸しています。
国際便では、日航のニューヨークやハワイからの便がA滑走路に着陸し、タイペイやバンコクなどの便はC滑走路に着陸しています。
この便数を増加するため新ルートが国土交通省により設定されましたが、南風の場合には都心の新宿や渋谷上空を大型旅客機が通過するため、落下物などの懸念も残ります。
▼フライトレーダー24flightradar24.com

騒音は随時公開予定
都心飛行時には、3月29日より騒音測定結果を東京航空局のウェブサイトで公開予定で、新ルートでの都心上空の騒音が注視されています。
日本では、中国の新型コロナウィルスの影響で団体客が減少し、反日感情から韓国からの訪日客も急減している状況です。
羽田国際空港の離着陸増加がどのように日本経済に影響するかが今後の注目点となりそうです。


[2020.2.14]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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