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JAXA「きずな」宇宙から超高速通信Merry X'mas!災害対策、遠隔教育・医療実験を前倒して終了

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清水寺で有名な今年の漢字「絆」に応募50万票
日本漢字能力検定協会は12月12日、今年1年間の世相を感じ1文字で表す「今年の漢字」に「絆」を選びました。今年は、震災や台風、ゲリラ豪雨、タイ大洪水など自然の猛威が列島を襲い、避難所生活や復旧、復興への協力など人とのつながりの大切さを再認識させられました。
7月にはドイツで行われたサッカー女子ワールドカップの初優勝など、チームワークでの勝利はまさに「絆」を象徴しました。「今年の漢字」への応募総数は49万9,997票と前年の28万5,406票を大きく上回り過去最多となりました。

インターネット試験衛生「きずな」から配信されます。「宇宙から、メリークリスマス」111224_1.jpg
クリスマスイブの今日、「今年の漢字」と同じJAXA(宇宙航空研究開発機構)の超高速インターネット試験衛生「きずな」からクリスマスカードがメール配信されます。「宇宙から、メリークリスマス」と6枚のクリスマスカードのうち1枚が添付され、事前に登録した利用者から「きずな」を経由して指定されたメールアドレスへ届けられます。

超高速回線「きずな」中間基地を経由せず衛星利用か可能に
「きずな」は、世界最速のインターネット通信を目指し平成22年2月に打ち上げられ現在、災害時や過疎地・離島の通信に役立たれています。都市部では通信環境が充実している高速回線も、山間部やアジア諸国など環境の整備が進んでいない地域がまだまだあります。衛星を利用したネット回線で中間基地を経由せず、都市部と結び、リアルタイムで遠隔教育や遠隔医療に利用することが可能になります。

「きずな」ミッションに理解を!「クリスマスカード」配信
JAXAでは、「きずな」経由のクリスマスカードメールの配信を一般参加型とすることで「きずな」ミッションへの理解を深めて欲しいと訴えます。「きずな」など日本の人工衛星は気象や通信、観測など多くの分野で私たちの暮らしに役立ち、その機能を失なったときの代償は大きなものになります。

宇宙航空開発:米国「月や火星へ有人探査」、中国「有人宇宙飛行成功」
宇宙航空開発は、世界の主要国においても重要な政策の担い手となっています。米国は月や火星へ有人探査計画を打ち出し、中国も有人での宇宙飛行に成功するなど月探査も検討しています。日本は昨年、小惑星「イトカワ」の表面物質を世界で初めて持ち帰った探査機「はやぶさ」など世界的にも貢献度は高くなっています。夢と希望、誇りを持てる社会の実現のためJAXAでは、最先端の科学と技術で限界に臨んでいます。

「きずな」映像データ伝送速度:既存衛星の7倍、世界最高速度達成
「きずな」は当初、打ち上げから5年をかけ、災害時の通信回線提供や遠隔での教育・医療などの実験が行われる予定でしたが、今年7月には全ての実験は成功を収め、1年8ケ月を残して目的達成となりました。遠隔授業では筑波大学とタイ、マレーシアの大学3地点で授業を実施。北京オリンピックでは、映像データ伝送速度が、既存衛星の約7倍を記録し世界最高速度を達成。離島病院と支援病院間では医師のリアルタイムでの技術支援で遠隔医療に適用できることが実証されました。
JAXAは、「きずな」の基本実験終了に伴い、これまで得た成果を普及させ、民間企業などへ利用のすそ野を広げるため、新たな利用策について検討を進めるとしています。素晴らしい。

[2010.11.24配信]

[2011.12.24]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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