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ニトリHD:渋谷公園通り店開業。位置づけはアジア出店のための巨大広告塔

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渋谷公園通りに445店目開業
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業績が絶好調の企業、ニトリホールディングス((株)ニトリHD:東京都北区 白井俊之社長)が、都心部でさらに攻勢をかけます。今年6月、東京・渋谷に、国内445店目の「ニトリ渋谷公園通り店」を開業しました。地上9階建てのビルを借り、店舗面積は約5000平方メートルと都心最大。訪日客らに「ニトリブランド」をアピールする狙いもあります。

ビル1棟賃借で9600アイテム完備
同店は、JR渋谷駅から北に徒歩10分程度。元は、シダックスの旗艦カラオケ店「渋谷シダックスビレッジクラブ」でした。このビルを賃借し、1~5階をカーテンやバス・トイレ用品などのホームファッション、6~9階を家具売り場とし、約9600種の商品をそろえました。

スマホ、プロジェクター駆使の情報化も
洗濯時に使う物干しなどの展示コーナー、高機能の敷布団を寝て試せる売り場など、同店ならではの試みもあります。スマートフォン経由で売り場全体のレイアウトが見られるようにしたり、プロジェクターを使ったデジタルカタログを用意したりも情報化も進めました。

アジアに積極出店のための巨大広告塔という発想
ニトリは、30~50代が顧客の中心でした。今回の大型店で、手薄だった30代以下の層を取り込むというなら普通です。しかし、中国や台湾など積極出店するうえでニトリブランドの広告塔の役割を担わせる、という発想には驚きました。店舗開発を担当する須藤文弘専務は、「中国で衣料品ならユニクロ、雑貨なら無印良品が広く浸透している。家具ならニトリと言われるぐらいの存在にならないといけない」と、稀有壮大な目標を語っています。

15年後には海外2000店を目指す戦略
ニトリはすでに、米国と中国、台湾に計45店を持ち、平成44(2032)年に海外で2000店を目指しています。さらなる進出には、ブランドの認知度を高め、海外のデベロッパーから有利な出店条件を引き出ることが不可欠。中国、台湾にも先行出店している家具販売世界最大手のイケア(オランダ 南ホラント州)との違いを際立たせるためにも、渋谷公園通り店が重要なのです。


[2017.7.19]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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