アベノミクスでバブル時代のディスコ復活、お立ち台は満杯!街の活性化に期待
40〜50歳代を中心に盛況
バブル全盛期に人気を集めたディスコが各地で復活しつつあります。4月20日には、名古屋市の「ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋」でディスコイベントが開かれ40〜50歳代を中心に、当時の音楽と服装で盛り上がります。このイベントは、昨年から始まり今回で4回目で9月にも開催予定と盛況です。
一方,岐阜市でも柳ヶ瀬のホール「club―G」で3月にイベントが開かれ、400人以上が集まり「お立ち台」に人が乗り切れないほどの盛況。入場料を低く抑え、出入りを自由にし会場周辺の店で食事ができるよう企画されるなど街の活性化に繋がっています。
バブル時代の象徴:株価上昇、財テクにディスコ
バブル全盛時代は、株価は上昇し財テクブームに沸きブランド品が飛ぶように売れた時代。ディスコもその時代の象徴とされました。アベノミクスによる景気回復基調で華やかだった時代を求めるニーズの高まりに再びディスコが注目されます。
東京では,平成22年に東京・六本木にマハラジャが復活。マハラジャは、バブル期にはハワイなど海外を含め数十店舗を展開。服装もジーンズは禁止と話題となりましたがバブル崩壊とともに姿を消しました。ここ数年のホテルでのイベントなどディスコブームで復活の兆しも見られます。
マハラジャ、発祥の地で復活
マハラジャは発祥の地、大阪でも約20年ぶりに復活します。大阪市北区のビル1階から地下2階には延べ約660平方メートルのフロア。ディスコ最盛期をイメージした豪華な内装のほか、フロアより一段高い「お立ち台」や最新のLED照明や音響機器も整備が進みます。アベノミクスで景気回復が沸くなかバブル世代から当時を知らない若者まで幅広い年齢層の取込みが図られます。
「MAHARAJA OSAKA」は、営業許可を申請中で認可され次第開業予定。入場料金は男性3,000円とバブル期から2,000程度安くしたデフレ価格となりそうです。
ディスコはクラブへ様変わり、規制強化で減少傾向
ディスコはバブル崩壊とともに消え,現在ではクラブと呼ばれる風営法上では「喫茶店、バー」と定義づけられフロアでは踊れるものの、「店が用意したものではない」のが定義。公序良俗に反しない限り店に責任はないと定義されています。
大阪ではここ数年、クラブの取り締まり強化を受け、平成20年には134軒あったクラブは昨年102軒に減少。周辺の飲食店だけでなく衣料店などの売上も減少と負のスパイラルを招きました。アベノミクスの波に乗って復活する中高年人気のディスコ。若者に支持されるクラブの規制緩和で地域の活性化なるか注目されます。
[2014.4.30]
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