米ハリウッドが驚愕!日本アニメ映画「鬼滅の刃」の経済効果、わずか3日間で46億円

今年の映画No.1を3日間で更新

世界でも愛されている日本のアニメのなかでも「鬼滅の刃・無限列車編」は、10月16日に公開され、18日までの3日間で興行収入が46億円に上ったことが19日に判明しました。
映画関係者によると、公開初日の16日に興行収入は12億6,000万円、17日に17億100万円、18日に16億5,000万円を記録し、今年の邦画で興行収入ランキング3位の「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の37億7,000万円をわずか3日間で超えました。
「アナと雪の女王2」を超える興業収入
アニメ映画を観ても日本における興行収入はランキングで4位となり、邦画では2位にを記録し、同映画監督の平成19年の「君の名は」が公開から3日間で記録した興行収入16億4,380万円と比較し、3倍近くを記録しました。
制作側から目標としている興行収入100億円は農厚な状況と言えるようです。
米ハリウッドでもアニメ「アナと雪の女王2」の日本の初日3日間の興行収入は1,820万ドルだったのに対し、「鬼滅の刃・無限列車編」は3,000万ドルを超えると米メディアは伝えています。
新宿映画館、12スクリーン中、11スクリーンで放映
「鬼滅の刃・無限列車編」の物語は、主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が家族を殺した鬼と戦うために修行し、鬼と化した妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を模索して戦う物語。
平成16年にマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」に連載を開始し、19年にアニメが放映され人気絶頂の中、5月に連載が終了し話題となった作品です。
その人気を受け、「鬼滅の刃・無限列車編」は、全国403の映画館で公開され、破格の規模で封切られ、東京の東宝シネマズ新宿では初日に全12スクリーン中、11スクリーンで合計42回上映されました。
米でも人気は継続
米国ではニューヨークやロサンゼルスで映画館が再開し、映画の最高峰・ハリウッドのスタジオが超大作の公開に踏み切るまで「鬼滅の刃・無限列車編」の人気は継続する見通しです。
これまで新型コロナウィルスの感染拡大の影響で劇場オーナーは苦境に陥っていましたが、その間にも「鬼滅の刃・無限列車編」がある劇場オーナーと映画ファンにはラッキーとも言えます。
国の政策にもある「クールジャパン」は影を落としていますが、この「鬼滅の刃・無限列車編」によって再び経済界にも活況が再現されることが期待されます。
●関連記事:「「アナ雪」効果で映画興行収入、4年ぶりに2,000億円超え!観客動員は増加傾向、1公開当たりの入場数は減少?」[2015.2.2配信
[2020.10.23]
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