カードローン利用者7割が女性利用者!8割が年収300万円、返済まで5年超え
カードローの利用の7割の女性が目的「生活費の補填」
Webメディア「ウィズマネー社は、令和2年1月にインターネット上でカードローンでお金を借りた事のある全国の20代から50代の女性4,000名を調査。
調査よると、 カードローを利用する7割の女性が「生活費の補填」と応え、約8割の利用車が年収300万円、このうち年収100万円未満の利用者は2割以上、借入期間も5年以上にわたる利用者が判明しました。
自己破産件数は2年連続で7万件超え
自己破産件数が2年連続で7万件を超え、困窮する女性の実態が判明し、はじめてカードローンを利用した時の年収は、「200万以上300万円以下」で全体の28%と最も多く、「100万以上200万円以下」が27%、「100万円未満」も23%と多い結果となりました。
カードローンを利用した、理由として最も多かったのが「生活の補填」と6%に上り、「娯楽・交際費」が18%と大きく引き離しています。
また、「生活の補填」と答えた人のうち、既婚者が75%、未婚者が58%となりました。
カードローン、担保や保証人など用意せず、契約することが可能
カードローンには銀行など金融系や、金融系傘下の消費者金融があり、まとまったお金を借り入れる場合には不動産などを担保したり、保証人をつけたり要請されそうですが、ほとんどのカードローンでは担保や保証人など用意せず、契約することが可能です。
また、住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなど一般的なローンでは、使用目的が限定され、他の用途では利用できない一方、カードローンは、利用目的を問わないので借入したお金を自由に利用出来ます。
カードローンは、契約時に設定した限度内ないであれば、いつでも自由に借入ができ、好きなタイミングで返済でき、ここ数年ではコンビニエンスストアのATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機)で借入れ、返済できるサービスが増加傾向です。
平成30年の女性平均所得は293万円、利用者の多くが平均を下回る
国税庁の平成30年「民間給与実態統計調査」によると、女性の年間平均給与は293万円と、今回の調査で判明したカードローン利用者の多くが平均を下回っており、改めて所得に大して考える必要があります。
インターネットや消費者金融からの借入は、利便性もよく使い勝手が良いとの評判が聞かれますが、借入れる際には一般的なローンより金利は高く、上限金額も高目に設定されており、十分に契約など確認することが必要です。
カードローンは、ここ数年で便利さから過剰融資が問題となっており、金融庁ではカードローンの広告を自粛ていますが、法令は無く、テレビコマーシャルやインターネット、駅での大胆な広告と、多少は減ったものの現在も出稿しているのが実体です。
●関連記事:「銀行カードローン利用者、年収1/3以上借入が3割!銀行からさらに融資の提案5割、うち3割弱が借入」[2018.1.24配信
[2020.3.3]
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