サブカルチャー発信地、東京・中野が大転換期、3つが1つに巨大街区が出現!
ユニークなテナントがひしめく「中野ブロードウェイ」。多くのミュージシャンがコンサート会場にした「中野サンプラザ」。
お笑い芸人らの住民も多い、東京のサブカルチャー※の発信地「中野」(東京都中野区)の北側が、様変わりします。中野サンプラザや区役所などを一体的に再整備する基本計画が進行中です。
歩くだけで楽しい北口エリア
中央快速線、中央線、総武線、東京メトロ東西線が乗り入れるJR中野駅。北口広場から北へ長さ224mの「中野サンモール商店街」が伸び、そのつきあたりに中野ブロードウェイがあります。
日本のサブカルチャーを凝縮させたようなこのエリアは、活気にあふれ、歩くだけで楽しい。この地区に隣接する西側に中野サンプラザがあります。
日本のサブカルチャーを凝縮させたようなこのエリアは、活気にあふれ、歩くだけで楽しい。この地区に隣接する西側に中野サンプラザがあります。
サンプラザに代わり武道館クラスのイベントホール
今回、再整備されるのは、中野サンプラザ周辺の「区役所・サンプラザ地区」(約4.85ヘクタール)。中野サンプラザや中野区役所のほか、NTTドコモ中野ビル、中野税務署をあわせて立て替え、1万人収容のイベントホールや、集客交流施設、駅前広場、多機能複合ビルなどを整備します。
平成37(2025)年の竣工を目指し、都市再生機構や公募で選んだ事業者が共同で取り組む計画。これに伴い、2200人の収容が可能だったサンプラザは、平成34(2022)年に解体されます。
西側エリアは2012年に先行開発
中野区役所・サンプラザ地区の西側は、平成24(2012)年に街びらきした「中野四季の都市地区」。巨大なオフィスビルや防災公園、大学のキャンパスなどが集積し、敷地南部に建つ「中野セントラルパークサウス」には、キリン(キリン(株):東京都中野区 磯崎功典社長)の各本社が入居しています。
3つのエリアがつながることになり、今よりも巨大な新しい中野が出現します。
地方都市の駅周辺大規模開発にも着目
ところでこうした駅周辺の大規模開発は、東京に限ったものではありません。
名古屋では、平成39(2027)年に予定されているリニア中央新幹線開通を受け、名古屋駅周辺や繁華街・栄などの開発が順次進んでいます。
特に名古屋駅周辺では、昨年から来年にかけて超高層ビルが3つ開業。リニアにともなう経済効果は10.7兆円にもなる見通しとのことです。
岡山駅周辺にも再開発の波
平成26(2014)年末に西日本最大規模のイオンモールが開業。今後は、外資系高級ホテルを誘致し、それを軸にした高層ビル建設の計画もあり周辺は一変します。
地域全体にも経済効果が及ぶようなものを期待したいものです。
[2018.08.17]
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