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東京モーターショー2011に住宅産業初参加!次世代自動車「環境・エネルギー」の解決手段

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出展者:前回129から176へ大幅増加
震災によるサプライチェーン(供給網)の混乱により国内外で自動車は減産に追い込まれ落ち込みを見せました。しかし、自動車産業の幅広いすそ野企業の総力を尽くした協力により早期に復旧、正常化するに至りました。
予定通り、自動車の発表会となる東京モーターショーは、12月3日から開催。会場を千葉・幕張メッセから24年ぶりに東京に移しビッグサイトで行われます。最先端の技術を尽くした世界12ケ国、1地域から前回の129を大きく上回る176の出展者が参加、自慢の技術をアピールします。

レビン/トレノ復活?トヨタスポーツカー「FTー86」
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若者の車離れが進むなか、環境に配慮しつつも、本来の自動車の魅力を伝えようとスポーツタイプの出典が目立ちます。トヨタは世界初公開となるスポーツカー「FTー86」を出展。昭和50年代後半、若者に人気のあった小型スポーツカー「レビン/トレノ」の形式ナンバー「AE86」にちなんだモデルとして富士重工業と共同開発。富士重工伝統の水平対抗エンジンにトヨタの直噴技術で高い性能と低燃費化を実現させます。
ダイハツも2人乗りのオープンカー「ディークロス」を世界初公開。樹脂製の車体で軽量化され燃費性能を高めています。

日産、ホンダはEVスポーツカー
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日産は、EV(電気自動車)のスポーツカー「エスフロー」を国内初出展。すでに発売中のEV「リーフ」のモーターシステム2つ搭載し加速感を充実させています。ホンダも平成3年に発売したスポーツカー「ビート」を彷彿させるモデルでスモールスポーツEVを世界初公開します。
一時、国産車はどのメーカーも同じようなデザインで魅力が薄れたものの、ここ数年は斬新なデザインが注目されます。個性的なデザインのスポーツタイプで本来の運転感覚を訴え、さらに環境配慮で来場者にも新たな魅力を伝えたいところです。

積水ハウス初出展:家もEVもエネルギーコストゼロ
今回開催されるモーターショーに住宅メーカーが初出展します。積水ハウスはスマートハウスを出展。太陽光電池や燃料電池、蓄電池を組み合わせ、家もEVもエネルギーコストゼロをアピールします。リクシルも家と自動車が融合した新しい住まいを提案。木に馴染む木目調のEVが参考出展されます。住宅産業にとってEVは新たな商機となったようです。
停電時にはスマートハウスとEVがお互いエネルギーの供給が可能となるなど、自動車は「移動」する手段から「環境・エネルギー」問題を解決する手段へと変革が始まります。

[2011.11.30]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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