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9月22日「十五夜(じゅうごや)」です。今夜です。

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■9月22日「十五夜」■

「十五夜:じゅうごや」とは、旧暦15日の夜のことで、「三五(さんご)の夕べ」「満月の夜」のことです。または「中秋の名月の夜」のことで月を鑑賞する日のことです。

100915_7.jpg「中秋:ちゅうしゅう」は、旧暦8月15日のことです。旧暦では、7月・8月・9月を「秋」とし、7月を「初秋」、8月を「仲秋」、9月を「晩秋」と呼ぶことに由来します。仲秋8月15日の満月の日を特に仲秋の「中秋節」といいました。秋の中日ということです。

※仲秋=旧暦8月のこと。中秋=旧暦8月15日のこと。

昔は月の満ち欠けによっておおよその月日を知り、農事を行っていました。十五夜の満月の夜は、祭儀の行なわれる大切な節目でした。

お月見・名月などとも呼ばれ月下に酒宴を張り、詩歌を詠じ祭壇を設けてすすきを飾り、月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛り、神酒を供えて月を眺めて楽しみました。

日本では古くから「望」(満月)を拝する信仰があり、満月は豊饒のシンボルで、月光には神霊が宿っていると信じられてきたのです。

中国では唐の時代から行われ、日本には平安時代に伝わり、宮中や貴族の間に取り入れられ、観月の宴が盛んに催されてきました。後に武士や町民へと伝わり、農民の間では農耕行事と結びつき、収穫の感謝祭としての意味も持ちました。里芋など芋類の収穫儀礼であることから「いも名月」とも呼ばれます。

「月々に月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月」...十五夜の満月は最も素晴らしいとして鑑賞されるのは、秋になると空気が乾燥して月が鮮やかに見えるので特に持て囃されています。冬の月も鮮やかに見えますが、鑑賞するには寒すぎます。

せっかくの十五夜が曇りで月見が出来ないことも。そこで十五夜前日の月見を「待ち宵月」、16日の月見を「十六夜月」、17日の月見を「立待月」、20日の月見を「寝待月」などど呼んで名月を惜しみました。

十五夜の夜だけは他人の畑の作物を盗んでもいいとか、お月見の供物を子ども達が盗んでもよいなどという風習がありました。秋田県に伝わる「片足御免」(他人の敷地に片足踏み込んで取るぐらいなら公認)とか、長崎五島の「まんだかな」などがそうですが、最近は悪習としてすたれました。

「十五夜お月さん」作詞:野口雨情 作曲:本居長世♪十五夜お月さんご機嫌さん 婆やはお暇(いとま)とりました ♪十五夜お月さん妹は 田舎へ貰(も)られて ゆきました ♪十五夜お月さん母(かか)さんに も一度わたしは逢ひたいな 

お母さんが亡くなってしまはれたので、小さい妹は遠い田舎へ貰われて行ってしまったし、婆やもお暇をとって国へ帰ってしまってからは、自分一人がその後に残された...という淋しさを唱ったものです。

◇ ◇ ◇ 編集後記 ◇ ◇ ◇
今年の夏は9月になっても30度以上の猛暑でした。20日のお彼岸を迎えて、夜半には涼しさを感じます。月見で一杯で夜風邪などお召しにならないようになさってください。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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