AKB48海外進出!経済効果200億円超、政府推進ソフトパワーの力
AKBが世界を制覇?
11月12日、人気グループのAKB48がシンガポールで行われた「アニメーション・フェスティバル・アジア」の前夜祭に出演、平成21年のパリ、今年7月のロサンゼルス、アジアのシンガポールと世界3大地域の「日本ポップカルチャー祭典」を制覇したと報道がありました。会場となったシンガポール国際会議場は、超満員のシンガポールの人々から「AKB!AKB!」の歓声が飛んでいたようです。
10月の韓国、香港、上海と、来週はマカオでの出演を予定し、プロデューサーで作詞家の秋本康さんは「アジア市場の開拓は本気度100%だ」とコメントしました。日本のソフトパワー分野がアジア、世界への売り込みに新成長戦略産業として政府も支援していくでしょう。
ファンも必死!AKB48総選挙
AKB48のメンバーは100人以上で、6月に行なわれた「AKB48総選挙」でファンに選ばれた上位21人がCDやDVDに出演でき、選挙権はCDを購入すると1回投票できるといいます。AKB48は人数も多くそれぞれにファンがついているため裾野が広く、中には投票のため同じCDを何枚も購入するファンもいるようです。AKB48の経済効果は。この2年間でCDやDVD、ライブ、ファンの旅費などを含めると200億円に迫ると、流通ジャーナリストの報道がありました。AKB48の今後の海外市場での経済効果に期待したいものです。同じシンガポールで12月には東洋と西洋のポップカルチャーの旗手が一堂に会する「Singapore Toy, Games & Comics Convention」に出演するようです。シンガポールでの人気の証拠でしょう。
ニッチに潜在するコンテンツを世界へ
「アニメーション・フェスティバル・アジア」では、秋本康さんの「アイドルの新フォーマット」の他、「日本のアニメ産業とアジアにおける未来」、「東京ガールズコレクション-ファッション業界の最新イベント」など日本のポップカルチャーを代表するゲストがスピーチを行ない、シンガポールの人々に紹介されていました。日本は「技術」の他にもAKB48やアニメ、映像、ファッションなど世界でもソフトパワー分野においてクオリティの高いコンテンツを持っています。「ドラえもん」に代表されるように世界でも認められたコンテンツはまだまだ国内市場に潜在し、とくに中小企業や零細企業、個人の優れたコンテンツは国内のニッチ市場に埋もれ、ネットなど発表する場はあるものの事業としては成り立っていないのでしょう。
政府支援でコンテンツが海外へ/知的財産戦略本部
政府の知的財産戦略本部は、潜在したクオリティの高いコンテンツに対し、海外展開での流通確保や税制面での支援、特許関係料金の減免制度など平成22年度に拡充していきます。日本のコンテンツは世界規模のアカデミー賞やグラミー賞にノミネート、受賞できるほどクオリティが高く、大企業である映画会社やレコード会社などの宣伝やプロモーション支援のもと世界に存在を示しました。一方で中小・零細企業、個人の持つクオリティの高いコンテンツは、国内の市場に埋もれたままなのが現実でしょう。このようなコンテンツは世界的なヒットにならずともニッチ市場を幅広く確保する事によって市場を占有する事が可能です。今後は政府支援のもと、埋もれたコンテンツが中国やインドなどアジアの新興国、そして世界へ売り込み、国内市場をも活性化していくでしょう。
政府の知的財産戦略本部は、潜在したクオリティの高いコンテンツに対し、海外展開での流通確保や税制面での支援、特許関係料金の減免制度など平成22年度に拡充していきます。日本のコンテンツは世界規模のアカデミー賞やグラミー賞にノミネート、受賞できるほどクオリティが高く、大企業である映画会社やレコード会社などの宣伝やプロモーション支援のもと世界に存在を示しました。一方で中小・零細企業、個人の持つクオリティの高いコンテンツは、国内の市場に埋もれたままなのが現実でしょう。このようなコンテンツは世界的なヒットにならずともニッチ市場を幅広く確保する事によって市場を占有する事が可能です。今後は政府支援のもと、埋もれたコンテンツが中国やインドなどアジアの新興国、そして世界へ売り込み、国内市場をも活性化していくでしょう。
イギリスが過去、財政赤字だった60年代、ビートルズがデビュー。リバプールから世界へ出稼ぎにでかけ、外貨を獲得しイギリスの財政難を救ったように、AKB48やドラえもんが日本の財政赤字を救う時代なのでしょうか。
政府主導/クールジャパンにオールジャパン
政府ではソフトパワー産業の発信、輸出、海外展開を強化する「クールジャパン」と、医療や水、鉄道など国際戦略分野の知財・標準化戦略の「オールジャパン」、2つの「ジャパン」を強化、日本企業の国際競争力強化とコンテンツ大国の地位確立を目指し成長に結び付けます。
2つのプロジェクトが財政赤字を理由に事業仕分けで廃止とならぬよう、短期的な判断ばかりではなく将来的国際的な視野が必要でしょう。
政府ではソフトパワー産業の発信、輸出、海外展開を強化する「クールジャパン」と、医療や水、鉄道など国際戦略分野の知財・標準化戦略の「オールジャパン」、2つの「ジャパン」を強化、日本企業の国際競争力強化とコンテンツ大国の地位確立を目指し成長に結び付けます。
2つのプロジェクトが財政赤字を理由に事業仕分けで廃止とならぬよう、短期的な判断ばかりではなく将来的国際的な視野が必要でしょう。
[2010.11.16]
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