中国、家電ハイアール:三洋「アクア」を譲受け日本市場に参入!/ハイアールの戦略:東南アジア販売拠点を日本に!

ハイアールグループは昭和59年に設立。本社は中国の青島市で従業員は約7万人。家電販売の他に旅行代理店や保険事業などを手がけています。昨年の白物家電の世界シェアでは7.8%と3年連続首位を維持。世界165ケ国で販売され、4年前の北京オリンピックの公式スポンサーになるなどグローバル企業に成長しています。
同社では、「アクア」参入と同時に東南アジアの本部を大阪に設け、タイやベトナム、インドネシアなど6ケ国で白物家電の販売攻勢をかけるとしています。東南アジアでは定着した「ハイアール」ブランドで市場を開拓し「アクア」ブランドは、日本国内のみの展開としています。
白物家電は、その国の生活習慣に対応したものづくりが必要です。洗濯機など日本は欧米の豪快な叩き洗いと異なり、布地にもやさしく音の静かさに人気が集まります。さらに単身世帯や夫婦世帯など核家族化、単身赴任などの増加で操作が簡単、高性能、小型化にも人気が集まります。このような日本独特のニーズに国内メーカーは対応し続けました。このようなマーケティングによって海外ブランドの参入を阻んできました。
国内メーカーは、デジタル家電製品が新興国メーカーの品質向上により近年苦戦してきましたが、白物家電はその国の生活様式に合わせた製品が求められています。白物家電では国内で圧倒的なシェアを持つ国内メーカーですが、今後も生活様式に合わせた家電を次々開発し、海外市場でも地元の生活様式に合わせた「便利」をコンセプトに巻き返を図って貰いたいものです。
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