平成29年 新年のご挨拶/デフレ脱却に向け、転機予兆の「丁酉」年
新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます

さて、今年の干支は丁酉(ひのと・とり)。今年はどのような一年になることでしょうか干支をひも解いてみましょう。
◆「丁」:の上の一は、陽気の代表的な干である去年の丙(ひのえ)の上の一 (一は陽気を表す) を承けて、さらに陽気が進んだ段階を示します。
春から延びてきた陽気の最終的段階、季節に例えるならば4~5月にあたり、その頃になると盛んであった陽気が、やや末期に入ってくる、沈んでくる。それが丁の字の本義です。ひとことで言えば 「発達の最終段階」 と解釈できます。
◆「酉」:は、元来酒を醸造する器の象形文字で、醗酵を表しています。

成る・熟する・飽くなどの意となり、時刻では午後5時~7時、季節では「仲秋」を表していて中に醸されている新しい勢力の爆発・蒸発、から転じて新しく「革新的な勢力」の創られることを表しています。
◆丁酉の「丁」が主な動きの形成の最終段階を示すならば、「酉」はこれまで伸びてきた陽気では末節だった部分も含めて機が熟して、新たな勢力が発することを示しています。
この新たな勢力は、主な動きが陽の気であった「丁」の字の頭の「一」の部分を突き上げていくさまで、熟した気勢の登場を示すのが「酉」であると言えます。
◆それぞれの意味を統合すると、平成29年の干支である「丁酉」は、これまでの主な動きが一応の形を成し、発展がピークを越える一方で、周辺勢力を含めたあらゆる機運が熟して発する、いわば「新しい勢力の岐路」になる年と解釈できます。
◇国内外の社会情勢に目を向けてみると、日本国内では小池百合子東京都知事就任により、東京オリンピック開催や築地市場移転など、様々な局面で改革が進められていることが強く印象付けられています。
また米国ではドナルド・トランプ氏が大統領に当選したことを受け、これからの経済指標は極めて高水準を示し、株や不動産も最高値を更新中です。
経団連の榊原定征会長は1月5日年頭記者会見で「米国経済が活気付けば世界経済全体がインフレ傾向を強め、日本経済もデフレからの脱却が実現できる」と今年の明るい展望を話していました。
◇転機の予兆となる今年は、何を選び、何を伸ばしていくかの采配がとても重要になる年です。
企業経営では、これまで以上に「選択と集中」を意識して「トリ」組む年にしていきたいものです。昨年の兆候が今年に入って成就して伸ばしていけるきっかけになる年にしたいものです。
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