KDDI「iPhone5」でスマホ市場追撃!米国製頼りからMade in JAPANでシェア獲得

崩壊!ソフトバンク「iPhone」独占販売

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9月22日、KDDIが米アップルの次期スマートフォン「iPhone5」を年明けにも発売する見通しとなったと報道がありました。株式市場では、「iPhone」を独占販売をしてきたソフトバンクの株価が前日から12.3%下落するなど「iPhone5」の影響力の大きさが伺えます。
「iPhone5」は今年7月、サンフランシスコのバーで発表前の試作モデルを社員が紛失。数日間、関係者が探すものの発見できませんでした。アップルの試作モデル紛失騒動は昨年も同様に起こっており、2年連続の従業員の失態に、今年経営から退いた創業者、スティーブ・ジョブズも嘆いていることでしょう。
「iPhone」で契約数1.4倍増
KDDIが「iPhone5」を取り扱うことでソフトバンクの独占販売体制は崩れ、国内の携帯電話市場には大きく変化することが予測されます。ソフトバンクは平成20年7月から「iPhone」の販売を開始し、契約数は取扱い後、約1.4倍に増加しました。一方、KDDIはこの間に人気グループや海外大物アーチストを広告塔に起用するものの、契約数は1.1倍増にとどまっています。同社としては「iPhone5」の取扱いで市場の巻き返しを図りたいところでしょう。
KDDIは9月26日、米グーグルの基本ソフト・Android搭載のスマートフォンの新機種を発表しています。当然「iPhone5」に関してはノーコメントとしています。
携帯所有者ふたりに1人がスマホ:新たな携帯市場
携帯電話の出荷数で国内最大のNTTドコモも9月27日、従来型の携帯電話の上位機種を11月にも廃止し、スマートフォンに切り替えることを明らかにしました。スマートフォン市場では「iPhone」に先行されているだけに11月以降は機種の半数をスマートフォンに変え、追撃を図ります。
昨年より携帯電話からスマートフォンへの切換えは加速しています。国内出荷に占めるスマートフォンの構成比は、平成23年度に49&。24年度には60%となり、世界平均の33%を上回るとしています。またスマートフォンは、24年度には出荷台数でパソコンの1,405万台を抜き、1,986万台と予測され、人々にもっと見も近いネット用の端末となります。スマートフォン向けの専用アプリや、コンテンツなど新たなビジネスチャンスも続々生まれます。携帯、スマートフォンの海外市場では日本勢は大きく出遅れてしまい、気づけば米国のパソコンメーカーが、今までにない機能、デザインのスマートフォンを世界に普及させました。日本のお家芸でもある”ものづくり”は過度の「先端技術・高機能」を求め過ぎ海外では受入れられませんでした。

出遅れるMade in JAPAN、スマホ・サービス
「iPhone」を開発したスティーブ・ジョブズは35年前に自宅でパソコンを開発。「Mac」を送り出しました。ウインドウズパソコンの陰に隠れながらも独自のOSを搭載し「あっ」と驚かせるパソコンを作り続けました。そして携帯音楽プレイヤーやタブレット型端末、スマートフォンで市場を開拓し、パソコン出荷数を抜くほど普及しました。アップルのあまりに個性のある商品のおかげで、汎用性の高い日本ブランドも目立ってきました。これからは更に日本らしさを出したMade in JAPANのスマホやサービスが席巻する日も近いでしょう。
 
●関連記事:iPhone4発売!日本の技術・販路の行方[2010.6.28配信]
[2011.9.30]

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