菅VS小沢、民主党代表選挙を利用したメディア戦略!(8/26追加)
まずは新人から
報道によると9月の民主党代表選挙を控えた菅首相は23日、150人を越える民主党衆参両議院の新人議員の囲い工作に入りました。「反菅派」も含めて、3年保証など新人議員の心理に働きかけるなど紛争が過熱しています。党役員会とのスケジュールが重なったにもかかわらず、新人議員との対話を優先するなど菅首相も必死さが伝わります。代表選にかける熱意を経済対策に向けてくれたら・・・とただ思うばかりです。
新人議員との対話は衆院144名と参院13人の計157人で小沢,野田、前原グループ分け隔てなく対話する予定だそうです。
懇談会出席も戦略か
民主党代表選の対抗馬と噂される小沢前幹事長は依然沈黙状態ですが、代表戦が近づくにつれ、鳩山前首相も「まだそのタイミングではないが両者の話し合いが必要なら(仲介を)やりたい」と語っています。
小沢前幹事長は8月19日、鳩山グループの軽井沢懇親会に出席、いままで菅首相支持で動いていた鳩山前首相もこの先の動向が不透明になったと感じているようです。
懇親会席上で「気合だー、気合だー」と掛け声をかけていたのが、今年1月スタートする予定だった首相直属の諮問機関「中小企業支援会議」の提唱者だった中山義勝活元首相補佐官でした。私もメンバー候補でしたが1月の逮捕劇で力を発揮することが出来なく残念です。
躍るメディア・ワイドショー
数日間の新聞報道、テレビのニュース番組、ワイドショーまでも半分以上が民主党代表戦一色で染まり、「自民党、みんなの党はどこにいっちゃったの?」と思えるほどです。「菅VS小沢」という民主党内の話題が、こんなに大きく報道されている日本が不思議、本当に不況なのでしょうか疑問です。
このところ円高対策など政策に対する気迫が一切伝わってこない菅政権。経済対策や深刻な雇用対策よりも代表選挙のほうが大切で、報道もそれに躍らされてしまっているようにしか見えません 。
筋書き通りなら・・・・
小沢前幹事長が本気で出馬するとは思えませんし、代表選挙を利用した民主党のメディア戦略に思えてなりません。出馬する気のない小沢前幹事長を前面に出し、メディアに民主党を注目させ、最終的には「首相はやはり菅くんに・・・」と大同団結で玉虫色の結末で終結するように思えます。
政治には「円高、株安、失業率上昇、融資」で影響を受け、思い悩む中小企業の現場が見えていないのでしょう。「円高さえなんとかすれば・・・」という場渡り的な対策なら経済は「踊り場」の状態から更に長引いて「二番底」にもなりかねないのです。失われた10年の繰り返しが来ようとしています。
派閥抗争といえば・・・
そう言えば今回の報道を見て、慣れっこ自民党の派閥抗争を見ているように感じるのは私だけでしょうか。
[2010.8.24]
追加記述:マスコミ引き付けは成功!
8月26日報道によると、「小沢前幹事長、民主党代表選挙に立候補!」と流れていました。勝つ見込みがなければ立候補しない小沢氏の基本姿勢からすると、代表選挙の話題をマスコミに振りまく事がも目的で、なかなかのパフォーマンスだと感じます。立候補したなら、これからの舌戦はマスコミを釘付けにするでしょう。そういえば、大躍進のみんなの党や、谷垣自民党はマスコミにまったく出てきません。過ぎ去った参議院選挙の単なる「つま」だったのでしょう。今のところ、話題性や意外性でマスコミを引き付けて成功だと感じます。
[2010.8.26]
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