中国LCC・春秋航空、日本市場参入!中国からの訪日回復期待?大量輸送には立ち乗り提案も

成田を拠点に佐賀、広島、高松3路線を運航
中国初のLCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)・春秋航空などが出資する春秋航空日本は9月5日、日本国内でLCC事業に参入することを発表。同日には、国土交通省に申請し、順調に進めば来年5月末に成田空港を拠点に佐賀、広島、高松3路線で運航を開始する予定です。
同社では、春秋グループで来日した中国人などをターゲットに据えるとし、相当な激安運賃を打ち出す可能性もあり、鉄道を含めた国内価格競争の激化が予測されます。現在、国内のLCCはピーチ・アビエーションとジェットスター・ジャパン、バニラ・エアの3社となっています。
上海.茨城間は4,000円の激安チケットも、国内は激安価格の予測
春秋航空は、国内では主に地方路線を拡大する戦略で、佐賀と高松はすでに上海から国際便が乗り入れ、乗り継ぎの利便性を高める方針。運賃などは発表されていませんが現在、上海・茨城路線は4,000円の激安チケットもあり相当な低価格運賃となりそうです。
春秋航空日本は、平成29年までに20機体制を確立し、将来的には成田空港以外にも拠点を設け、台湾やシンガポールなど国際線にも進出する計画です。冷え込む日中関係に同社は、今後改善が進むと見込んだのか日本LCC市場へ参入します。
中国からの訪日は依然3割減
日本政府観光局によると7月の訪日外客数は100万3,000人と単月では過去最高を記録。このうち中国からは14万人と前年同月から31.5%減少。尖閣諸島問題以降、依然回復はみられません。
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同局によると、依然として日中間の航空路線の運休や減便がみられるものの、旅行会社へのヒアリングでは団体旅行の回復はみられませんが個人旅行は回復していると分析。今後、国慶節の休みや秋の旅行ニーズ拡大に向け、旅行会社へ働きかけ旅行博にも出展。個人旅行に向けた情報発進をするとしています。
180人乗りのエアバス機を270人乗りに?
春秋航空は昨年、近距離のLCCであれば必ず座席に座らなくても安全で快適な旅行が可能と「立ち乗り」を提案。極めて狭い幅の立ち乗りシートの壁に中腰で腰掛け、離着陸時に腰と両肩にベルトで固定。180人乗りのエアバス機であれば270人搭乗でき、航空運賃は3分の2に抑えると、さすが13億人中国の発想です。
政府や航空機関、航空機メーカーなどすべての理解が必要ですがまず無理でしょう。来年には新たに1社が加わるLCC市場。激戦となる航空、鉄道業界は一層の差別化に新たなアイディアが創出する可能性がある一方、議論のあるところではありますが、春秋航空就航によって、低迷している中国からの訪日客数の改善が待たれます。
[2013.9.11]

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