「アマゾン流」(1):アマゾンダッシュボタン、押すだけで注文完了!販売開始/消費行動に変化

商品オーダー/ボタンを押すだけ

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米アマゾン・ドット・コム(米国ワシントン州 ジェフ・ベソス社長)の日本法人アマゾンジャパン(アマゾンジャパン(合):東京都目黒区 ジャスパー・チャン社長)が、食品や日用品をワンタッチで注文できる小型端末「アマゾンダッシュボタン」の販売を始めました。冷蔵庫や戸棚にボタン型の端末を設置し、利用者はそれを押すだけという画期的サービスです。

ヘアケアから食品までラインナップは40種
サービス開始時点で、40種類の商品がラインナップされました。エフティ資生堂((株)エフティ資生堂:東京都港区 岩崎哲夫社長)のヘアケア商品「TSUBAKI」。カルビー(カルビー(株):東京都千代田区 伊藤秀二社長)の「フルグラ」。サントリー食品インターナショナル(サントリー食品インターナショナル(株):東京都中央区 小郷三朗社長)の「サントリー天然水」などです。

スマホあればOK/無料配送
商品名が記されたボタンは、横6センチメートル、縦3センチメートルと小さくて、冷蔵庫などに貼り付けておけます。スマートフォンと無線通信環境があれば、数量などの設定後は、必要な時にボタンを押すだけ。商品は無料配送されてきます。

日本の企業は商品開発
日本でも注目する業界は多く、アイリスオーヤマ(アイリスオーヤマ(株):宮城県仙台市 大山健太郎社長)や、シャープ(シャープ(株):大阪府堺市 戴正呉社長)、船井電機(船井電機(株):大阪府大東市 前田哲宏社長)などが、アマゾンと商品開発段階から提携する計画があります。

消費行動に変化/18種類が200種類以上に増加
このサービスを本国で先導する米アマゾンによると、米国では、ボタンを通じた商品オーダーが、2015(平成27)年のサービス開始以降、5倍に増加。当初18種類だった商品も、200種類以上に拡大し、米ピーツ・コーヒー・アンド・ティー(米国カリフォルニア州 ハワード・シュルツ社長)などは、アマゾンで販売するコーヒーの半分以上をボタン注文が占めるほど。消費行動が変わりつつあります。

本当のサービスは買い物難民
このサービスは宅配システムが完備していることなど、日本国内の流通インフラが大きく寄与しています。昭和の時代には、裏木戸などから訪ねて回る
御用聞きが一般的でした。「御用聞き」などという言葉は既に死語かも知れませんが、平成になってからは米アマゾンが「御用聞き」を復活させたのかもしれません。
ボタンで発信宅配してくれるなど、独居の高齢者や近郊の買い物難民には最高のサービスかもしれません。


[2016.12.19]

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