青色LEDノーベル物理学賞受賞!評価は幻想的な青色発光より「全人類の生活水準を高めた」効率的な白色光源

LEDはすでに生活に馴染んでいるが・・

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12月10日、スウェーデン・ストックホルムで今年のノーベル賞授与式が行われました。ノーベル物理学賞では、青色LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を開発した赤崎名城大教授,天野名古屋大教授,中村米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授が選ばれました。
LEDは、照明などすでに生活に馴染んでおり珍しいものではないものの、スウェーデン王立科学アカデミーの公式の授与理由は、「効率的な青色LEDを発明し、明るく省エネルギーな白色光源を可能とした」でした。
省エネ型白色LED、地球温暖化策に貢献
今年のノーベル物理学賞の選考委員長は、「省エネ型の白色LED照明の実現で、地球温暖化策に貢献し全人類の生活水準を高めた。日本の3氏の受賞は当然」と称賛。メディアでは、青色LEDの話題が先行し街の青いイルミネーションなどが映し出されましたが、青色LEDを用いて新しい方法で完全な白光をつくり出すことに成功した技術こそノーベル賞受賞の授与理由となりました。
この発明により、より長命で効率的な代替え光源を手に入れることができ「人類に最大の利益をもたらす発明」となりました。
白色LED、科学者など研究を
これまで様々な科学者などが青色LEDの発明を試み,完全な白色をつくりだそうと努力したものの30年もの間,成功には繋がりませんでした。白色を発光するLEDは、技術やエネルギー効率も向上し、年々提供できる光も明るくなってきました。
白色をつくり出す新たな方法を青色LEDがもたらしたことは確かですが,3氏のもたらした技術の真の違いは「いかに効率的であるか」という部分です。LEDは低出力で発せるため、この技術によって世界中の電力の届かない人々にも明るさをもたらすことが可能となります。
20世紀は白熱電球、21世紀はLED
19世紀末にジョセフ・スワンとトーマス・エジソンが白色光源を発明,商用化し家庭や職場に明るさをもたらしました。選考委員は声明で「白熱電球が20世紀を照らした。21世紀はLEDが照らす」としています。
12月に入り全国各地でクリスマスイルミネーションが輝き、その中心となるのは幻想的な光を放つ青色LEDです。華やかな照明の影には,人類に最大の利益をもたらす白色光源は今後,家庭やオフィスへ普及し世界に利益をもたらすでしょう。
[2014.12.25]

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