訪日外国人数増加でホテル開業大ラッシュ!「観光立国」に向け競争激化

4,000万人、受け入れられず民泊?
昨年1年間の訪日外国人数は約2,870万人と、安倍政権が掲げる「2020年には4,000万人」という目標が近付きづつあります。
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ただ、この4,000万人を受け入れるには、現在の日本の宿泊施設では足りず、現在でもホテル建設ラッシュとなっています。2020年には東京オリンピック・パラリンピックも開催され、安倍政権では民泊などの活用で凌ぐ方針です。
今年6月には、住宅宿泊事業法が民泊提供者に適用され、同時期に旅館業法も改正されます。
ホテルや旅館の客室数など規制を緩和する一方、これまでホテル事業を行なっていなかった事業者が参入し、ホテル利用客を巡り激しい競争が予測されます。
不動産業からホテル事業へ参入
ホテル建設ラッシュでは、ここ数年、不動産業界からの参入も相次いでおり、不動産販売・賃貸・流通事業のコスモイニシアは、「ミマル」ブランドでホテル事業に参入し、今年2月に東京・上野に中長期滞在型ホテルをオープン。
部屋は4〜5人が滞在でき、キッチンや調理器具、ダイニングなどが用意された快適に過ごせるホテルとなっています。
同ホテルは、築25年のオフィスビルを改築したもので、今後も都内、京都などで開発を進め2020年までに1,500室の稼働を目指します。ホテルには少ないタイプの部屋を提供し差別化を図っていきます。
女性専用フロアに美容家電で差別化
一方、不動産開発・賃貸・流通事業のトーセイも、昨年12月に東京・神田に第1号となるホテルを開業し、これまで約80%の稼働率を達成しています。
ベッドはスタンダードクラスでもセミダブルサイズで、女性専用のフロアも設け、アロマの香りで美容家電やアメニティを充実させ差別化を図っています。
JR神田駅から徒歩3分の好立地で、ビジネスから観光まで幅広いニーズを取り組んでいます。
安倍政権は「観光立国」に向け、施策を進めることもあり当面、ホテルニーズは続くとみられ、新規参入のホテルも相次ぎ開業し、多様なタイプの部屋や価格、場所など競争は激化してきます。
既存ホテルでも拡大中
先発組では、「三井ガーデンホテルズ」が今年から来年にかけ7施設が順次開業予定で、「ロイヤルパークホテルズ」は2021年には13施設、約3,500室に拡大。「ヴィラフォンテーヌ」も東京・羽田と有明で2,500室を推進中とまだまだホテル建設ラッシュは続きます。
オフィス仲介のCBREの「2020年のホテルマーケット展望」によると、全国主要8都市で2020年までに開業予定のホテルは約8万室で、平成28年末の32%に相当します。
ブランドコンセプト型やブティック型、ライフスタイル型ホテルなど差別化され、独自性を持つホテルが続々開業、顧客獲得の競争も激しくなってきます。
[2018.3.12]

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