東証・大証統合:国際競争力強化!、震災復興途上の日本に海外投資家招集
先月、鉄鋼大手の新日本製鉄と住友金属工業の再編も、国内から海外での競争力強化に向け、経済産業省が後押し。公正取引委員会の独占禁止法による国内シェア問題を、海外シェアに見越すなど、産業活力再生法の改正案を国会に提出。合併は問題なくできる見通しとなったようです。海外の鉄鋼メーカーとの競争力争いでは、さらなる日本の先端技術やサービスが生み出され、停滞気味の重工業がおおいに活性化されるでしょう。

世界では、時価総額トップの「NYSEユーロネクストとドイツ取引所」、また「ロンドン取引所とトロント取引所」が世界の投資家招集に向け合併に動くといます。アジアでもシンガポール取引所が、オーストラリア証券取引所の買収で合意しています。統合へ向けた協議から実行、スピードを重視した動きに期待したいところです。国内には、他にも名古屋取証券引所や福岡証券取引所、札幌証券取引所などがあり、各々、システムや手数料などの問題が残ります。市場を世界に向けて、オール・ジャパンで再編、海外の投資家を集め、拡大した市場を作り上げたいものです。東京工業品取引所や穀物商品取引所も含めれば政府の「総合取引所:アジアの新金融立国」構想の後押しにもなりそうです。
競争力強化、統合、再編、大胆なイノベーション
今にも倒れそうな日本の政権に国民はうんざりでしょう。政府も海外で競争力強化のために統合・再編と大胆なイノベーションを起こさなければなりません。所属や官民を超え、重要なポストには「この人しかいない、この人なら海外と太刀打ちできる」リーダーを皆で選び支援し、オール・ジャパン体制で国際競争に臨み、「本気で日本を変える」という姿を見せなければ、日本は海外からも相手にされなくなります。政府が決断し、役人が忠誠心をあらわにすれば日本国民の将来は明るいのです。
本原稿は3月11日に掲載を予定していた経済時事原稿です。関東、東北大地震が3月11日に発生したため、急遽原稿を差し替えた経緯があります。福島原発事故で停電、復興、救済といったニュースが多く経済記事が少ない中、市場の現実面では粛々と東証・大証統合が進んでいます。ある意味で隠れた経済復興の一歩です。
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