東の横綱欠場!上期ヒット商品番付
東の横綱欠場
日経MJ(流通新聞)によると2010年上半期の「ヒット商品番付」を発表、西の横綱には「3D(三次元)」が選ばれました。シャープやパナソニック、ソニー、東芝など薄型、3Dテレビに今後一層競争の激化が予想されますが、韓国のサムソンもシェアを伸ばし日本にとっては脅威となるメーカーになるでしょう。
東の横綱は「空位」と、一人横綱は2005年以来のことで、低迷し続ける経済状況から全体的に目を見張るヒット商品という顔がやや少ない印象です。
西では「3D」に続きNHK大河ドラマで注目されている「竜馬」、「LED電球」、「ラー油」、東には「iPad(アップル)」、「Xperia(NTTドコモ)」「東京スカイツリー」が並び、デジタル製品が目立っており、この傾向は下半期も続きそうで新たな消費にも期待が持てそうです。
メガネなしの3Dも
「3D」は映画「アバター」でつかわれ、ジェームズ・キャメロンが「もっと奥行き感のある3Dを」と、2006年、自らカメラシステムを開発。迫力、臨場感のある「3D」は私たちの身近な生活へのキッカケを作ったともいえるでしょう。「3D」は今後、テレビを筆頭にゲームやパソコン、モバイルへもその技術を広めるでしょう。
ゲーム機大手の任天堂も「ニンテンドー3DS」を2011年3月発売と発表していました。メガネなしで裸眼で3Dゲームを楽しめる予定だそうです。
非顧客を顧客化へ
任天堂は2006年次世代ゲーム機として「Wii」を発売。その前月に発売されたソニー「PS3」の約4倍のゲーム機を販売しました。「PS3」は高度なグラフィック技術や高性能プロセッサ搭載など技術を追求したのに対し、任天堂はゲーム機本来の楽しさを追求した結果です。
テニスであればコントローラーを使って実際に画面に向かって振ったり、ランニングしたりと子供から大人まで楽しめ、一人でも、友達とでも、家族でも楽しめるゲームを開発し、いわゆるゲームマニアからゲームをしない非顧客層を取り込んだのです。
その後の「ニンテンドーDS」では「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の大ヒットで、中高年からお年寄りまで楽しめる顧客層を開拓するなどマーケティングに成功しました。
PCはなくなる!?
5月に発売された「iPad(アップル)」はスマートフォン「iPhone」に続き発売の際には店頭に行列をつくるほどの人気商品で、いまだ出荷台数を公表していませんが在庫不足から今でも予約待ちのユーザーが待ちこがれています。
米アップルのCEOスティーブ・ジョブズは「社会が変わる」「PCはなくなる」と自信のある発言をしていますが、この人気からすると大袈裟なことでもなさそうです。
持ち運びに手ごろな大きさで薄い端末にはPC同様の機能、ウェブやメール、ワープロや音楽、ビデオまで利用できる上、モニターは縦も横も関係なく表示したり、必要に応じてキーボードが画面の中に表示されたりとアップルの発想には驚かされます。下半期の「ヒット商品番付」上位は間違いないでしょう。
横綱も賭博関与か
日経MJ「ヒット商品番付」よりも「大相撲名古屋場所番付」が気になります。少ない力士で人気を保てるでしょうか。不祥事の最中でNHKも悩みどころです。
[2010.7.5]
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