天体イベント年「金環日食特需」首都圏では173年ぶり!雲の上から観測、経済効果は数十億円!

光学機器メーカー:日食特需で売上2~5割増

120426_1.jpg

5月21日の金環日食まで1ケ月を切り、航空や旅行などでは商機に繋げようと熱が入ってます。金環日食は、太陽が月と重なってリング状に輝いて見え、太平洋側の地域で観測できるのは25年ぶり。首都圏からは173年ぶりとなります。観測機器メーカーなどでも、天体特需に期待を高めます。
今年は金環日食にとどまらず、6月には金星が太陽の前を通過する日面通貨。8月には、金星が月に隠れる金星食も全国で観測できます。大手光学機器メーカーでは、双眼鏡などのニーズ増で今年度の売上を例年の2~5割と見込んでいます。
鹿児島、種子島上空から観測ツアー:発売後9割が予約
九州では、鹿児島、宮崎のほぼ全域と熊本、大分の南部地域で観測することができ、関西、関東からも飛行機や鉄道など南へ移動する天体ファンの大移動が見込まれています。
JTB九州では、九州南部へ客を運ぶ商機にチャーター便で早朝、北九州空港を出発。鹿児島、種子島上空、雲の上から金環日食を観測。約3時間後に福岡空港に戻る37,800円からのツアーを企画。4月3日より募集を始めましたが、既に9割は予約で埋まるほどの人気となりました。天候に左右されない空からの観測は何よりのPRです。
JAL羽田初、太平洋上9,000メートル旋回ツアー:7万円でも4時間で半分予約
日本航空は、金環日食観測のために特別機を運航。窓際席は7万円と高額な設定ですが発売初日で半分が売れるなど、金環日食人気を裏付けています。金環日食は東京では5月21日の午前6時19分にはじまり7時34分に最も大きく観測できます。ツアーは羽田空港を6時20分に出発し太平洋上、高度9,000メートルを旋回しながら日食を観測し羽田に戻るとしています。
ツアーを企画したジャルパックは、予約受付開始から4時間で半分ほどが予約で埋まり、人気エリアの席はキャンセル待ちも出ているとしています。ツアーでは、金環日食が結婚指輪のように見えることから、金婚記念を迎える夫婦と、機内でプロポーズを予定するカップル1組ずつが無料招待される予定です。
カメラ量販店:プロ用写真フィルターもアマチュアが購入
一方、カメラ量販店では、撮影、観測機器などの問合せも増え始め、アマチュアカメラマンがプロ仕様の高額な減光フィルターなど数十枚が販売されています。観測用サングラスや天体望遠鏡などは平成21年、一部地域で観測できた皆既日食の際に品薄となったため各メーカーでは急遽、量産体制で商品を供給。今年は早めの対応で準備も進んでいます。
観測用機器から写真やビデオ、書籍、さらに飛行機や鉄道、旅行、宿泊など金環日食による経済効果は数十億円に達するとあります。僅か数時間の天体イベント効果は5月21日直前まで過熱状態が続きます。
▼国立天文台:金環日食、日面経過、金星食
 
[2012.4.26]

記事一覧


日銀はなぜ今、利上げするのか―物価を抑えて、成長まで抑えてよいのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 09 / 19

◆二十四節気◆令和8年(2026)9月23日「秋分(しゅうぶん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 09 / 18

最低賃金1,177円時代へ――「賃上げできない会社」がこれから直面すること

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 09 / 08

◆二十四節気◆令和8年(2026)9月7日「白露(はくろ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 09 / 01

人手不足国家・日本は外国人材で救われるのか?――2027年「育成就労制度」で変わる中小企業の採用

八木宏之の経済時事ウォッチ 未分類

2026 / 08 / 24

◆二十四節気◆令和8年(2026)8月23日「処暑(しょしょ)」です。◆

季節のお便り 未分類

2026 / 08 / 18

日銀はなぜ利上げを急ぐのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 08 / 14

◆二十四節気◆令和8年(2026)8月7日「立秋(りっしゅう)」です。◆

季節のお便り

2026 / 08 / 03

骨太の方針2026を読み解く

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 08 / 02

◆二十四節気◆令和8年(2026)7月23日「大暑(たいしょ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 07 / 21

日銀金融政策決定会合(6月)を読み解く(後編)

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 07 / 17

日銀金融政策決定会合(6月)を読み解く(前編)

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 07 / 06

◆二十四節気◆令和8年(2026)7月7日「小暑(しょうしょ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 06 / 30

◆二十四節気◆令和8年(2026)6月21日「夏至(げし)」です。◆

季節のお便り

2026 / 06 / 19

日銀はインフレの原因を見誤っているのではないか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 06 / 17

2026年上半期の日本経済を総点検

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 06 / 09

◆二十四節気◆令和8年(2026)6月6日「芒種(ぼうしゅ)」です◆

季節のお便り

2026 / 06 / 03

「関税ショック」後の中小企業サバイバル戦略

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 29

2026年「骨太の方針」はなぜ重要なのか ― 中小企業経営者が知るべき“国家の方向性”と与党内のせめぎ合い

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 21

◆二十四節気◆令和8年(2026)5月21日「小満(しょうまん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 05 / 19

大胆な投資促進税制とは何か

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 07

◆二十四節気◆令和8年(2026)5月5日「立夏(りっか)」です。◆

季節のお便り

2026 / 05 / 02

日銀「金融政策決定会合」から読み解く日本経済

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 04 / 29

◆二十四節気◆令和8年(2026)4月20日「穀雨(こくう)」です。◆

季節のお便り

2026 / 04 / 17

値上げは悪いこと?物価高時代に企業が取るべき経営戦略

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 04 / 17

◆二十四節気◆令和8年(2026)4月5日「清明(せいめい)」です。◆

季節のお便り

2026 / 04 / 02

日本企業に起きている「静かな淘汰」

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 31

金融政策決定会合(3月)-中小企業経営者が知っておくべき金融環境の変化-

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 23

◆二十四節気◆令和8年(2026)3月20日「春分(しゅんぶん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 03 / 16

エネルギー価格上昇に中小企業はどう対応するか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 12

◆二十四節気◆令和8年(2026)3月5日「啓蟄(けいちつ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 03 / 02

第二次高市内閣で日本の産業政策はどう変わるのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 02 / 26

◆二十四節気◆令和8年(2026)2月19日「雨水(うすい)」です。◆

季節のお便り

2026 / 02 / 16

【衆議院選挙後】新政権と金利上昇をどう読むか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 02 / 09

◆二十四節気◆令和8年(2026)2月4日「立春(りっしゅん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 02 / 01

消費税減税は実現するのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 31

日銀金融政策の転換期をどう読むか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 25

◆二十四節気◆令和8年(2026)1月20日「大寒(だいかん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 01 / 17

2026年度予算――規模・評価軸・企業経営への示唆

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 03

◆二十四節気◆令和8年(2026)1月5日「小寒(しょうかん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 01 / 02

日銀・金融政策決定会合(12月) 利上げの背景と今後の政策運営

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 12 / 21

◆二十四節気◆令和7年(2025)12月22日「冬至(とうじ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 12 / 17

取引適正化推進法(旧:下請法)とは?

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 12 / 10

◆二十四節気◆令和7年(2025)12月7日「大雪(たいせつ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 12 / 03

外国人のビザ要件強化の背景とその影響

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 30

高市政権×21兆円補正予算:中小企業に訪れる“追い風”

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 24

◆二十四節気◆令和7年(2025)11月22日「小雪(しょうせつ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 11 / 16

ガソリン税ついに廃止!軽油も2026年にゼロへ

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 10

◆二十四節気◆令和7年(2025)11月7日「立冬(りっとう)」です。◆

季節のお便り

2025 / 11 / 04

どう変わる?日銀の10月会合に見る金融政策の行方

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 10 / 31