名古屋で家電商戦過熱!ヤマダ・ヨドバシ相次ぎ進出/家電各社:女性客の取り込みにアイデア合戦

日本シリーズ:中日惜敗!地元では「健闘セール」

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今回も大きな興奮と感動を与えてくれたプロ野球日本シリーズ。筆者自身、特に中日微意というわけではないものの、「名将」落合博光監督退任の報道もあり、余計に注目しておりました。
結局、ソフトバンクには一歩及ばなかったものの、落合監督の「オレ流」野球の姿勢には学ぶものが多くありました。
惜しくも日本一を逃したものの、名古屋を中心とした東海地方全域では日本シリーズ閉幕翌日の11月21日から、中日ドラゴンズの健闘を称えるセールを開催。テレビには落合監督の背番号「66」にちなんだ「野菜66円均一」「婦人服660円」などに買い物客が殺到する様子が映し出されていました。
7000人が行列!ヤマダ電機名古屋進出
中日健闘セールに沸く名古屋でさらなる盛り上がりを呼び込んだのが、家電量販最大手・株式会社ヤマダ電機(群馬県高崎市栄町1-1/代表取締役会長兼代表執行役員CEO:山田昇氏)の名古屋進出です。名古屋駅前に中部地区初の都市型大型店舗「LABI名古屋」をオープンした25日には早朝5時台から行列ができ始め、開店の10時までにおよそ7000人が並んだとのことです。
オープン初日限定の特化商品には購入希望者が殺到し、抽選での販売に。名古屋駅周辺にはエイデンやビックカメラなど、同様の店舗が展開されていますが、それらの既存店も特価品を販売するなどして、ヤマダ電機を迎え討ちました。また、平成28年度にはヨドバシカメラの進出も決定しています。今後、価格競争・集客合戦はより一層激しさを増すことでしょう。
家電量販店の品揃え、空間演出に異変/女性客の取り込みに勝機アリ!
新規開店したヤマダ電機は地下1階から地上5階の全6フロア、延べ床面積は9000㎡を超える広さ。単なる陳列ではなく、店作りにも工夫が凝らされています。家電の体験コーナーの設置や同社最大級の女性コーナーも設置し、顧客拡大を目指すとしています。
こうした店作りの工夫によって、家電量販店は従来の男性客中心から脱却を見せ始めています。昨年11月にオープンしたラオックス銀座松坂屋店では、フロア内に美顔機やドライヤーの体験ブースを置いたり、ファッションアドバイザー・植松晃士氏が選んだ商品を集めたコーナーを置いたりと、女性をターゲットに据えて売り場作りを行っています。住宅展示場は「大人の遊園地」と言われますが、マッサージ機器の体験売り場などを備える家電量販店は、休日のリラクゼーションルームとも言われています。
キラキライヤホン、フリフリカメラ?「女性目線」で顧客拡大
近年、女性の経済力や行動力が高まっていることを受け、家電の企画・開発に「女性の目線」を活用する動きが広まっている様子。メーカーにおいては、家事に関わる冷蔵庫や洗濯機など、いわゆる「白物家電」の開発には女性スタッフも携わるものの、パソコンやカメラなどのデジタル家電では男性が中心となっていました。しかし、女性中心のチームで開発を行うことにより、その機能性だけでなくデザインや使い勝手も向上。結果的に、これまでデジタル機器を敬遠しがちだった主婦層などの指示を得てヒットにつながった商品は少なくありません。
宝石がちりばめられたイヤホンやレースがあしらわれたピンクのデジカメなど、男性ではなかなか考え付かないデザインも多数ありますが、基本性能は高水準を保っているとあり、海外への展開も見込めるとする企業も。不況脱出のカギは女性の購買行動が握っているかもしれませんね。
[2011.12.3]

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