上半期の日経MJヒット商品番付、横綱は「東」が「インバウンド旋風」「西」は「北陸新幹線」

訪日外国人客の増加で観光分野がランクイン
日本経済新聞社は6月10日、今年上半期(1月〜6月)の日経MJヒット商品番付を発表。訪日外国人客の旺盛な消費を示す「インバウンド旋風」をはじめ、観光分野の勢いが目立っています。新分野ではウエアラブル端末の「アップルウォッチ」などの商品も登場。消費税増税で萎縮した個人消費を勢いづけそうです。
この時期恒例の上半期版のヒット商品番付は、流行や廃りの記録になるため過去の時代を振り返り懐かしむこともしばしばです。
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「消費」から「旋風」に格上げ?インバウンド効果
東の横綱となった「インバウンド旋風」。昨年の東の横綱が「インバウンド消費」と、この違いが微妙。円安やビザ(査証)発給緩和などアベノミクス効果で訪日外国人客数が過去最高を記録。外国人客の消費も伸びをみせており「消費」だけでなく全体に日本経済をも下支えする「旋風」としたのか疑問が残ります。
東の小結「アップルウォッチ」は発売間もないにも関わらずランクイン。実際に付けている人を見たことはないものの、話題性が評価されています。
北陸新幹線開業で金沢の宿泊満室状態
一方,西の横綱「北陸新幹線」は、3月14日開業以来、東京・金沢間を最速で2時間28分で結び多くのホテルが満室状態で予約が取れない人気ぶりです。金沢からさらに敦賀まで延伸することはすでに決まっており、安倍政権は延伸時期を平成37年度としていましたが34年度の前倒しすることを決定。さらに敦賀・新大阪間を結ぶか議論もあり,「ヒト、モノ、カネ」の流れが大きく変わろうとしています。
知っているものから知らないものまでランクイン
ヒット商品番付は、世間を賑わせた出来事がランクインされており、毎回バラエティに富んだ商品が番付されています。知っている商品から知らないものまで毎回勉強させられます。日経MJ(Nikkei Marketing Journal)は、消費や流通などのマーケティング情報に特化した専門誌。大相撲の「東・西」をならい消費動向や世相、売れ行き,製品の着眼点、産業構造など生活者心理に与えた影響を総合判断。ランク外の残念賞には「大塚家具」が選ばれるなど今年のヒット商品番付も注目されます。
[2015.6.25]

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