一億総活躍社会:子連れ勤務、残業禁止などの試み/主婦、若者求人情報サイト「しゅふJOBリサーチ」求職7.7倍、求人13.5倍

子育て女性はかけがえのない戦力

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 「一億総活躍社会」が喧伝され、待機児童対策も少しずつ進んではいますが、「子育て女性」の働き方を巡る課題は依然、山積みです。その現実を知るのは、彼女たちをかけがえのない戦力として考えているベンチャー企業。2つの試みから、共有すべき発想のヒントを探ってみましょう。
 
子連れ勤務、残業禁止など
 ギフト関連会社「ソウ・エクスペリエンス」(東京都目黒区)は、3歳以下の子どもを会社に連れたまま勤務できる「子連れ勤務」を採用。企業が設けた託児所に子どもを預けるのではなく、母親が仕事をする机のすぐ横の遊びスペースで、お絵かきをしたりお菓子を食べたりするのです。人材不足のベンチャー企業ならではの試みですが、職場の雰囲気も向上したとか。子育て女性の採用を念頭に、「残業禁止」をルール化する企業も増えています。
 
優秀な人材確保のために採用者も発想の転換を
 彼女たちを「戦力」としてとらえる人材斡旋企業も、実績を伸ばしています。主婦や若者の就職に力を注ぐ求人情報サイト「しゅふJOBサーチ」。昨年後半の利用状況は、求職の応募で3年前の7.7倍、求人は13.5倍に急伸しました。「求人増」の背景にあるのが、「週3日、10~16時勤務」「週2日・9~17時勤務」など、互いのニーズのマッチングです。求人企業に対し、あえてフルタイム勤務の変更を求め、人気を呼びました。終業時間から仕事を検索できる機能を加えるなど、子育て女性の目線に立ったサイトも好評です。

働けない子育て世代「発想」の転換
子育てを優先できる範囲で働きたい。いったん仕事はやめたが、優秀で、技術力も経験もある。そうした人材を確保したいなら、採用側が自ら「発想」を変えること。そのシンプルな変化が必要です。
[2016.3.25]

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