トヨタ上半期自動車販売台数世界一!猛追するワーゲンは中国市場急拡大に、ハイブリッド技術で引き離すか

独VW、米GM抑え過去最高の509.7万台を販売

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トヨタ自動車は7月30日、グループ会社のダイハツ工業と日野自動車を含む今年上半期(1月〜6月)の世界販売台数が前年同期比3.8%増の509万7,000台と過去最高を更新したことを発表。独フォルクスワーゲンや米ゼネラル・モーターズを上回り上半期として3年連続首位となりました。
トヨタの海外での販売は、北米や中国を中心に大型車やSUV(スポーツ用多目的車)が好調で同2.9%増の385万台を販売。国内でも消費税増税の駆け込みニーズやその後の反動減も限定的だったことから同6.5%増の124万7,000台となりました。
フォルクスワーゲン:販売台数の伸び率はトヨタ超え
トヨタは今年、1,032万台の販売を計画。新興国を中心に市場拡大する自動車産業は今後も激しい首位争うが続く予測です。独フォルクスワーゲンは、傘下にアウディやポルシェなど有力なブランドを持ち,本拠地の欧州や中国で今年上半期、506万6,000台を販売し首位のトヨタを猛追。前年同期から5.6%増と伸び率ではトヨタを上回る勢いです。
一方、米ゼネラル・モーターズは、大規模リコールの影響が大きく上半期は約492万台にとどまり、3社による首位争いはトヨタと独フォルクスワーゲンが抜け出す展開です。
独VW、中国でトヨタ上回るシェア急拡大
中国汽車工業協会によると、中国での今年上半期の乗用車の販売台数は前年同期比11.0%増の960万台。このうち独フォルクスワーゲンは、同18.0%増の180万台に達する一方,トヨタは同12.0%増の46万6,000台にとどまりました。
米メディアの「Automotive News」は、トヨタは間もなく独フォルクスワーゲンに追い抜かれるとの見通しを紹介。調査会社の「IHS Automotive」は、「世界の自動車市場の成長を牽引する中国におけるパフォーマンスは自動車メーカーの販売台数を左右する」と指摘。中国で販売台数が多いのは、トヨタでなく独フォルクスワーゲンと伝えました。
トヨタ:中国で研究センターを稼働、ハイブリッド技術の知的財産権は?
トヨタは、昨年11月から上海に近い江蘇省で研究開発センターを稼働。ハイブリッド技術を現地生産するための研究が行われます。今年4月の北京モーターショーでは新型カローラとレビンを中国で初公開。中国産ハイブリッドを搭載した両車の販売を平成27年にも始める計画です。
知的財産の管理が行き届かない中国において、トヨタが誇るハイブリッド技術を現地生産し販売する意味合いは大きくあります。トヨタが本気で中国市場拡大を狙うなか技術流出などチャイナリスクにどう対応するか注目されます。
[2014.8.7]

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