セブン-イレブン・ジャパン:創業以来初のレイアウト全面刷新へ。背景に高齢化や未婚者の増加など

創業以来初のレイアウト全面刷新

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日本のコンビニエンスストアの覇者、セブン-イレブン・ジャパン((株)セブン-イレブン・ジャパン:東京都千代田区 古屋一樹社長)が、創業以来初となるレイアウトの全面刷新に乗り出します。巨大な冷凍食品の売り場もでき、小さなスーパーマーケットのように変貌します。方向転換の背景には、人口の高齢化や、未婚者の増加などライフスタイルの急変があります。
時代とのミスマッチに気づいたきっかけは東日本大震災
大きなきっかけは、平成23(2011)年3月の東日本大震災でした。コンビニが日常的な買い物の場として見直され、その先に、移動範囲が狭い高齢者の姿や、増加する働く女性の大きなニーズが見えてきました。平成18(2006)年と平成28(2016)年の品目別売上高をみると、冷凍職員が4.7倍、揚げ物や淹れたてコーヒーなどのカウンター食品が2.6倍に増えています。一方、コンビニの一風景だった雑誌は6割、雑貨は3割も減りました。時代とのミスマッチが生まれていたのです。
5年以内に新店全店が新レイアウトに
来年2月までに、1100店の新店と、800店の既存店を新レイアウトにします。平成34(2022)年2月期までには現在1万9千超の既存店のうちの1万店と、原則、新店のすべてが新レイアウトになる予定。野田静真オペレーション本部長は、「夏ごろから変化を実感してもらえる」とコメントしています。
効果てきめん、来店者数は1日150人増で推移
先行店の1つ「セブンイレブン八千代工業団地店」は、千葉県八千代市の工業団地に隣接する店舗。「子供と一緒に来店できる」「欲しい物が1カ所でそろう」をコンセプトに作り直しました。入り口右手にイートイン、その先に冷凍食品のケースが6台、魚の干物や「青椒肉絲の素」など夕飯のメインになりそうな具材がそろいます。改装効果はてきめんで、1日当たりの来店数は150人程度増で推移し、日販(1日当たりの売上高)が約2割増えました。店舗の理想とされる「平均日販80万円」をすぐにも突破しそうな勢いといいます。
[2017.6.2]

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