訪日外客数が過去最高!トップは韓国、中国に反日は下火感!日本からは反韓・反中か、出国数は激減

1~9月の累計773万人、目標の1,000万人も視野に
日本政府観光局は10月25日、9月の訪日外客数が前年同月比37.1%増の86万7,100人と9月として過去最高だった平成22年の71万8,000人を大きく上回ったと発表。1月から9月の累計でも773万1,000人。今年目標の1,000万人も現実的となってきました。
131101_1.gif
国別でみると台湾が同75.1%増の11万8,115人と前年から大幅に増加しており、タイが同56.1%増、香港が52.4%増。反日感情が高まったままの中国でも同28.5%増と1年ぶりに前年を上回りました。
韓国メディア、汚染水問題の報道で訪日客数は鈍化
訪日外客数で最も多い国は、韓国の14万5,742人で中国の121,673人が続きます。政治間では未だ友好ムードとは言えませんが民間ではそれほどの反発もないようですが、韓国は8月以降、福島第1原発の放射能汚染水の問題が大きく報道され訪日客数は鈍化傾向です。
中国からは個人旅行に加え団体旅行の回復の兆しが見られる一方、10月からは「旅遊法」が施行され、旅行代金の上昇などの懸念も残ります。長く続く日本に対する近寄りがたい感情が薄れてきている感があります。
韓国政府、日本人観光客激減で観光収支は赤字
一方、日本からの出国を見ると韓国へは、円安や歴史問題などによる影響で今年8月には前年同月比25%減。韓国政府は、日本人観光客の激減で、今年上半期(1月~6月)の観光収支が17億8,690ドルの赤字になり、旅行業者などへ約10億ウォンの広報支援を決めました。これこそが日本に対する「1,000年恨む」の答えが韓国へ出国の観光客激減につながり、旅行業界の赤字という無言の結果で跳ね返ってきたといえます。
PM2.5の発がんリスクを最高レベルに分類、中国へ出国激減
尖閣問題や猛毒PM2・5の影響により、中国へも日本からの出国は激減。今年1月~9月の累計では23.8%減となりました。国際がん研究機関(本部:フランス・リヨン)ではPM2・5の発がんリスクを最高レベルに分類。世界銀行などでは中国全土で年間30~40万人が死亡しているとの試算を発表しています。
観光業拡大は成長戦略、東京五輪までに目標2,000万人
安倍政権は、外国人旅行客が国内でもたらす経済効果に注目し、成長戦略に観光業拡大を盛り込みました。今年の目標は1,000万人、東京五輪までに2,000万人の訪日外客数を呼び込む目標を掲げます。
今夏からは東南アジア諸国を中心に、入国ビザの発給要件を緩和。タイなどビザ免除により訪日客数は急増するものの、タイメディアでは7月1日以降期限が切れても約200人が出国していないとし、不法滞在、不法就労ひいては犯罪を懸念しています。規制緩和にはリスクもあるのです。緩和と同時に想定されるリスクへの対策も考えなければなりません。
[2013.11.1]

記事一覧


最低賃金1,177円時代へ――「賃上げできない会社」がこれから直面すること

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 09 / 08

◆二十四節気◆令和8年(2026)9月7日「白露(はくろ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 09 / 01

人手不足国家・日本は外国人材で救われるのか?――2027年「育成就労制度」で変わる中小企業の採用

八木宏之の経済時事ウォッチ 未分類

2026 / 08 / 24

◆二十四節気◆令和8年(2026)8月23日「処暑(しょしょ)」です。◆

季節のお便り 未分類

2026 / 08 / 18

日銀はなぜ利上げを急ぐのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 08 / 14

◆二十四節気◆令和8年(2026)8月7日「立秋(りっしゅう)」です。◆

季節のお便り

2026 / 08 / 03

骨太の方針2026を読み解く

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 08 / 02

◆二十四節気◆令和8年(2026)7月23日「大暑(たいしょ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 07 / 21

日銀金融政策決定会合(6月)を読み解く(後編)

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 07 / 17

日銀金融政策決定会合(6月)を読み解く(前編)

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 07 / 06

◆二十四節気◆令和8年(2026)7月7日「小暑(しょうしょ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 06 / 30

◆二十四節気◆令和8年(2026)6月21日「夏至(げし)」です。◆

季節のお便り

2026 / 06 / 19

日銀はインフレの原因を見誤っているのではないか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 06 / 17

2026年上半期の日本経済を総点検

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 06 / 09

◆二十四節気◆令和8年(2026)6月6日「芒種(ぼうしゅ)」です◆

季節のお便り

2026 / 06 / 03

「関税ショック」後の中小企業サバイバル戦略

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 29

2026年「骨太の方針」はなぜ重要なのか ― 中小企業経営者が知るべき“国家の方向性”と与党内のせめぎ合い

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 21

◆二十四節気◆令和8年(2026)5月21日「小満(しょうまん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 05 / 19

大胆な投資促進税制とは何か

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 07

◆二十四節気◆令和8年(2026)5月5日「立夏(りっか)」です。◆

季節のお便り

2026 / 05 / 02

日銀「金融政策決定会合」から読み解く日本経済

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 04 / 29

◆二十四節気◆令和8年(2026)4月20日「穀雨(こくう)」です。◆

季節のお便り

2026 / 04 / 17

値上げは悪いこと?物価高時代に企業が取るべき経営戦略

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 04 / 17

◆二十四節気◆令和8年(2026)4月5日「清明(せいめい)」です。◆

季節のお便り

2026 / 04 / 02

日本企業に起きている「静かな淘汰」

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 31

金融政策決定会合(3月)-中小企業経営者が知っておくべき金融環境の変化-

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 23

◆二十四節気◆令和8年(2026)3月20日「春分(しゅんぶん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 03 / 16

エネルギー価格上昇に中小企業はどう対応するか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 12

◆二十四節気◆令和8年(2026)3月5日「啓蟄(けいちつ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 03 / 02

第二次高市内閣で日本の産業政策はどう変わるのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 02 / 26

◆二十四節気◆令和8年(2026)2月19日「雨水(うすい)」です。◆

季節のお便り

2026 / 02 / 16

【衆議院選挙後】新政権と金利上昇をどう読むか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 02 / 09

◆二十四節気◆令和8年(2026)2月4日「立春(りっしゅん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 02 / 01

消費税減税は実現するのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 31

日銀金融政策の転換期をどう読むか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 25

◆二十四節気◆令和8年(2026)1月20日「大寒(だいかん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 01 / 17

2026年度予算――規模・評価軸・企業経営への示唆

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 03

◆二十四節気◆令和8年(2026)1月5日「小寒(しょうかん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 01 / 02

日銀・金融政策決定会合(12月) 利上げの背景と今後の政策運営

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 12 / 21

◆二十四節気◆令和7年(2025)12月22日「冬至(とうじ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 12 / 17

取引適正化推進法(旧:下請法)とは?

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 12 / 10

◆二十四節気◆令和7年(2025)12月7日「大雪(たいせつ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 12 / 03

外国人のビザ要件強化の背景とその影響

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 30

高市政権×21兆円補正予算:中小企業に訪れる“追い風”

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 24

◆二十四節気◆令和7年(2025)11月22日「小雪(しょうせつ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 11 / 16

ガソリン税ついに廃止!軽油も2026年にゼロへ

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 10

◆二十四節気◆令和7年(2025)11月7日「立冬(りっとう)」です。◆

季節のお便り

2025 / 11 / 04

どう変わる?日銀の10月会合に見る金融政策の行方

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 10 / 31

高市首相、女性初の宰相誕生で経済政策に新機軸

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 10 / 21

◆二十四節気◆令和7年(2025)10月23日「霜降(そうこう)」です。◆

季節のお便り

2025 / 10 / 19