羽田発着枠拡大、JR東日本新路線計画!:羽田空港=都心直結、東京五輪対策

宇都宮、高崎、水戸から羽田空港へ直通

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JR東日本の冨田社長は1月9日、東京駅と羽田空港を直接結ぶ新路線を検討していることがメディアの取材で判明。来年3月には、宇都宮線や高崎線、常磐線が上野から東京駅まで延伸。新路線が実現すれば北関東から直通で羽田空港へ繋がり、北関東の輸送が大きく変わります。
検討中の新路線は、JR山手線の田町駅付近から分岐させ、現在東海道貨物線の休止区間を旅客線に変更。羽田空港まで地下にトンネルを通すルートが想定されています。
工事コストと利用者ニーズ調べ「時間かけずに結論出す」
冨田社長は、この地下のトンネル整備について工事の難易度が高いことも指摘。そのため「物理的にできるか、工事コストやニーズなど踏まえ、あまり時間をかけずに結論を出したい」としています。
現在、都心から羽田空港へはJR東日本の子会社が東京モノレールを運行。現状でも利用者の一定程度を羽田空港の利用者以外が利用していることから生活路線として残す方針です。
訪日外客数、年間初1,000万人超え
3月30日には、羽田空港の国際線発着枠が増加され利便性の高い羽田空港にはさらに人が集まります。さらに、昨年12月には、訪日外国人が初めて1,000万人を超え、政府は3,000万人訪日の目標も掲げます。平成32年には、東京オリンピック・パラリンピックも開催され羽田利用ニーズは高まります。
政府は自由貿易を進めているため、今後は成長が見込めるASEAN(Association of South‐East Asian Nations:東南アジア諸国連合)からの往来も増えていくでしょう。
政府、都心新路線計画ふたたび浮上
一方、東京五輪開催決定を受け政府は、これまで眠っていた都心の新路線計画が浮上する動きが見られます。東京駅の丸の内側の地下に「新東京駅」をつくり、羽田空港と成田空港を結ぶ一大計画です。
新路線計画は、運輸政策審議会や観光立国推進基本計画で指摘される一方、工事の財源や採算性などを指摘する声も上がります。成田空港から都心へのアクセスは決して利便性がいいと言えず国際都市・東京の最大の弱点とも言えます。JR東日本案か政府案か、いづれも採算性が問われます。
[2014.1.13]

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