石炭エネルギー復活させる石炭ガス化複合発電!CO2排出削減で世界批判をかわす日の丸技術の底力

石炭ガス化発電、福島で連続運転記録更新中

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次世代の高効率石炭発電と注目されるIGCC(Integrated coal Gasification Combined Cycle:石炭ガス化複合発電)は、現在も福島県いわき市の勿来発電所10号機で最長連続運転記録を更新中。日の丸技術による石炭の復権が実現しようとしています。
IGCCは、高い発電効率によってCO2(地球温暖化ガス)の排出も削減。21世紀のエネルギーとされるシェールガス同様の最先端技術で発電を実現します。
東電、石油資源開発:相次ぎIGCC新設計画
東日本大震災で原発事故を起こした東京電力や石油資源開発は11月29日、IGCCを新設する計画を相次ぎ公表。福島県では、IGCC建設時には2,000人の雇用創出と数十年で県内1,500億円の経済波及効果をもたらすとし「復興に寄与したい」と意気込みます。
中国やインドでは、発電用燃料の70%以上を質の悪い石炭に依存しているため発電効率は30〜34%と低レベル。最先端のIGCCに置き換えれば高効率に加え、CO2も削減。環境面で優れたIGCC輸出も視野に入ります。
勿来発電所:今年6月から商用運転開始
IGCCは、従来の石炭火力より高効率でCO2も抑制する最先端エネルギー。勿来発電所では、平成19年から実証実験を続け今年6月に商用運転を開始しています。
IGCCは、石炭をガスに返還しガスタービンで発電後、燃焼時の廃熱を利用し蒸気を発生させタービンで発電。2回の発電により利用効率を向上させることが最大のメリット。発電能力は25万kWに上ります。
利点ばかりでは・・数基分受注しないと利益が出ない
高効率でCO2削減の最先端エネルギーは、利点もあれば欧米に比べガス化炉を数基分受注しないと利益が出ないデメリットもあります。勿来発電所の実証でエネルギー供給が安定すれば課題も解消しそうです。
政府は、全ての原発が非稼働により公約であったCO2の25%削減は不可能と主張。3%増として国際社会から大きな批判を浴びました。日本の新たな最先端技術でCO2削減の新しいエネルギーの可能性に日本のものづくりの底力を感じます。
[2013.12.18]

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