地方創生の活性化、IoT・AIの活用で達成なるか「ソサイティ5・0」

AI、ビッグデータを駆使し地方を活性化

1810524_1.jpg

安倍政権は5月16日、地方創生を目指す「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」の策定に地方6団体と意見交換を行い、AI(Artificial Intelligence:人工知能)やビッグデータなどを駆使した先進サービスを支援する「スーパーシティ特区構想」などを説明しました。
意見交換の場では片山地方創生相が「頑張っても地方の人口は減少し自治体職員も増やせない」と述べた上で、地方活性化や業務の効率化の切り札として「ソサイティ5・0の取り組みがかかせない」との認識を示しました。
ソサイティ5・0、サイバー空間とフィジカル空間の融合
内閣府が推奨する「ソサイティ5・0」とは、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムによって経済の発展と社会的な課題の解決を両立する人間中心の社会を目指すものです。
これまで「ソサイティ1・0」は狩猟社会、「ソサイティ2・0」は農耕社会、「ソサイティ3・0」が工業社会、「ソサイティ4・0」が情報社会と位置付けられ「ソサイティ5・0」は、第5期科学技術基本計画における国が目指す未来社会をを目指すものとしています。
「ソサイティ5・0」で実現する社会は、IoT(Internet of Things:モノのインターンネット)などで全ての「ひと・もの」が繋がり、知識や情報が共有され新たな価値観を生み出し、これまでの少子高齢化などの課題などを克服するものです。
IoTやグローバル化で経済・社会は変革期
現代の世界の経済や産業、生活環境は、大きな変革期にあり、自動車は自動運転、家電製品はIoT化など発展が著しく進む中、人々の生活はより便利、豊かになり医療の進歩などで寿命も延々し高齢化が進んでいます。
特に世界経済では、グローバル化が急速に進み、国際的な競争に晒され格差社会や不平等などの面も生じており、解決すべき課題は複雑化して来ています。
現状では、経済の発展と社会的な課題の解決を両立する決定的な解決策は困難な状況にあると言っても過言でないでしょう。
ソサイティ5・0は地域に関係なく経済を活性化可能に
世界経済が大きく変革する一方、IoTやAI(Artificial Intelligence:人工知能)、ロボット化、ビッグデータの活用など経済に大きく影響する技術の進展は進んでいます。
日本は先進国として、これらの技術を様々な産業や社会生活に取り入れ、経済の発展と社会的な課題に取り組む「ソサイティ5・0」の実現が重要となり、日本の地域に関係なく、首都圏他、地方でもその充実は十分に可能です。
日本は、地方過疎化がメディアでも報じられますが、先端技術を産業や社会生活に取り入れることでイノベーションから新たな価値を生み出し創造されることも地域に関係なく実現可能であり、「ソサイティ5・0」を世界に向け実現すべきと考えられます。
[2019.5.24]

記事一覧


◆二十四節気◆令和8年(2026)9月23日「秋分(しゅうぶん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 09 / 18

最低賃金1,177円時代へ――「賃上げできない会社」がこれから直面すること

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 09 / 08

◆二十四節気◆令和8年(2026)9月7日「白露(はくろ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 09 / 01

人手不足国家・日本は外国人材で救われるのか?――2027年「育成就労制度」で変わる中小企業の採用

八木宏之の経済時事ウォッチ 未分類

2026 / 08 / 24

◆二十四節気◆令和8年(2026)8月23日「処暑(しょしょ)」です。◆

季節のお便り 未分類

2026 / 08 / 18

日銀はなぜ利上げを急ぐのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 08 / 14

◆二十四節気◆令和8年(2026)8月7日「立秋(りっしゅう)」です。◆

季節のお便り

2026 / 08 / 03

骨太の方針2026を読み解く

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 08 / 02

◆二十四節気◆令和8年(2026)7月23日「大暑(たいしょ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 07 / 21

日銀金融政策決定会合(6月)を読み解く(後編)

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 07 / 17

日銀金融政策決定会合(6月)を読み解く(前編)

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 07 / 06

◆二十四節気◆令和8年(2026)7月7日「小暑(しょうしょ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 06 / 30

◆二十四節気◆令和8年(2026)6月21日「夏至(げし)」です。◆

季節のお便り

2026 / 06 / 19

日銀はインフレの原因を見誤っているのではないか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 06 / 17

2026年上半期の日本経済を総点検

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 06 / 09

◆二十四節気◆令和8年(2026)6月6日「芒種(ぼうしゅ)」です◆

季節のお便り

2026 / 06 / 03

「関税ショック」後の中小企業サバイバル戦略

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 29

2026年「骨太の方針」はなぜ重要なのか ― 中小企業経営者が知るべき“国家の方向性”と与党内のせめぎ合い

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 21

◆二十四節気◆令和8年(2026)5月21日「小満(しょうまん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 05 / 19

大胆な投資促進税制とは何か

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 05 / 07

◆二十四節気◆令和8年(2026)5月5日「立夏(りっか)」です。◆

季節のお便り

2026 / 05 / 02

日銀「金融政策決定会合」から読み解く日本経済

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 04 / 29

◆二十四節気◆令和8年(2026)4月20日「穀雨(こくう)」です。◆

季節のお便り

2026 / 04 / 17

値上げは悪いこと?物価高時代に企業が取るべき経営戦略

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 04 / 17

◆二十四節気◆令和8年(2026)4月5日「清明(せいめい)」です。◆

季節のお便り

2026 / 04 / 02

日本企業に起きている「静かな淘汰」

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 31

金融政策決定会合(3月)-中小企業経営者が知っておくべき金融環境の変化-

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 23

◆二十四節気◆令和8年(2026)3月20日「春分(しゅんぶん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 03 / 16

エネルギー価格上昇に中小企業はどう対応するか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 03 / 12

◆二十四節気◆令和8年(2026)3月5日「啓蟄(けいちつ)」です。◆

季節のお便り

2026 / 03 / 02

第二次高市内閣で日本の産業政策はどう変わるのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 02 / 26

◆二十四節気◆令和8年(2026)2月19日「雨水(うすい)」です。◆

季節のお便り

2026 / 02 / 16

【衆議院選挙後】新政権と金利上昇をどう読むか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 02 / 09

◆二十四節気◆令和8年(2026)2月4日「立春(りっしゅん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 02 / 01

消費税減税は実現するのか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 31

日銀金融政策の転換期をどう読むか

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 25

◆二十四節気◆令和8年(2026)1月20日「大寒(だいかん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 01 / 17

2026年度予算――規模・評価軸・企業経営への示唆

八木宏之の経済時事ウォッチ

2026 / 01 / 03

◆二十四節気◆令和8年(2026)1月5日「小寒(しょうかん)」です。◆

季節のお便り

2026 / 01 / 02

日銀・金融政策決定会合(12月) 利上げの背景と今後の政策運営

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 12 / 21

◆二十四節気◆令和7年(2025)12月22日「冬至(とうじ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 12 / 17

取引適正化推進法(旧:下請法)とは?

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 12 / 10

◆二十四節気◆令和7年(2025)12月7日「大雪(たいせつ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 12 / 03

外国人のビザ要件強化の背景とその影響

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 30

高市政権×21兆円補正予算:中小企業に訪れる“追い風”

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 24

◆二十四節気◆令和7年(2025)11月22日「小雪(しょうせつ)」です。◆

季節のお便り

2025 / 11 / 16

ガソリン税ついに廃止!軽油も2026年にゼロへ

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 11 / 10

◆二十四節気◆令和7年(2025)11月7日「立冬(りっとう)」です。◆

季節のお便り

2025 / 11 / 04

どう変わる?日銀の10月会合に見る金融政策の行方

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 10 / 31

高市首相、女性初の宰相誕生で経済政策に新機軸

八木宏之の経済時事ウォッチ

2025 / 10 / 21