国産高品質木材の輸出、中国向け96%増,韓国向け73%増!価格よりも最後に望まれるのは品質Made in JAPAN


中国、韓国向け日本産スギ丸太やベニア合板輸出が急増

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財務省が2月26日発表した貿易統計によると、日本産のスギ丸太やベニヤ合板など昨年の輸出額が前年比45%増の178億3,400万円になり,2年連続で過去最高を更新したことを発表。北米からの供給減や円安基調を背景に中国や韓国での日本産木材ニーズが大きく伸びています。
財務省の統計によると昨年の日本産木材の輸出は中国向けが96%増,韓国向けが73%増とMade in JAPANの品質を裏付ける結果となりました。林産物輸出について農林水産省は「攻めの農林水産業」をかかげ、2020年に250億円の目標額を設定しています。
中国の法改正:樹脂の記載で輸出は拡大
農林水産省では、木材では中国や韓国を重要国と挙げており、これまで中国では杉や檜が構造材として木造設計規範に明記され販売できなかったものの、今年度には中国で改正が行われ農林水産省では、輸出基準に合う日本式工法住宅の普及を通じた国産木材の輸出促進を拡大させる狙いです。
中国や韓国の住宅ニーズをターゲットにするには、中国など木構造模範に樹脂が記載であることが必須。日本木材輸出振興会協会では、これまで樹脂追加への取組みを行ない、九州では,木材産地も国内のニーズ不振を補おうと輸出に力を入れています。
JETRO:国産木材輸出支援
企業などの海外輸出を支援するJETRO(Japan External Trade Organization:日本貿易振興機構)では、昨年6月に 日本木材輸出振興協会による「木材の対中国輸出プロジェクト」への支援を決定。同協会による中国での日本産木材のニーズ喚起への取り組みや、中国市場向けの製品開発や,中国人バイヤーを招いての商談会などを開催してきました。
JETROでは、同協会の木材の対中国輸出プロジェクトにおける中国でのニーズ取組みに向け資金面でも支援をすることを決め、日本産木材の販路拡大に繋げるとしています。
中国:品質で木材を選ぶ時代へ
中国向けの国産木材の輸出が増えたのは,年間5,000万キロ平方メートルを越える大量の木材の輸入を行う上で品質と価格さえ合えば木材輸入する流れがでてきたため。これまで用途が土留め板などの土木資材など低品質なものや多様な用途に振り分けられる日本産の丸太の輸出が中心になってきました。
農林水産省の輸出額目標額を迫る国産木材の輸出に、計画よりも早く目標達成できる勢い。中国では,国民所得やインフラ整備などを背景に高品質な国産木材のニーズが急増しており,このニーズをいかに取り組むかが輸出拡大の鍵となりそうです。
[2015.3.19]

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