地球人口70億人突破!医療普及で新興国延伸/日本は12,700万人、初の人口減、高齢化:「長生きしてよかった」社会を構築

国連人口基金:世紀末には100億人?急増する世界人口

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近頃たびたび耳にするのが世界人口増加のニュース。国連人口基金が公表した「世界人口白書2011」では、10月31日に世界の総人口が70億人を突破する見通しが示され、同日、国連のパン・ギムン事務総長は世界の人口が70億人に達したことを正式に発表しました。世界人口が60億人に到達したのは平成10年のこと。12年間で10億人の人口増を記録したことになります。国連は、今後13年間でさらに10億人の増加を見込んでおり、21世紀末には100億人を超えるとの推計もあります。
10年後はインドが中国を抜いて人口世界一に
国別状況を見ると、中国の13億4800万人が最も多く、2位はインドの12億4200万人。以下、米国の3億1300万人、インドネシアの2億4200万人、ブラジルの1億9700万人などと続き、日本は1億2700万人で10位。将来展望では、10年後にインドは14億人まで増加すると見込まれていて、中国を抜いて世界一になると推測されています。
増加の背景:医療普及で長寿化+乳児死亡率低下
人口増加の背景には、平均寿命の延伸とともに、世界的な乳幼児死亡率の減少があります。各種予防接種の普及・拡大により、乳幼児期の疾病率が大幅に低下。世界の乳児死亡率は60年前には1000人当たり133人と1割を超えていましたが、現在は46人まで激減しました。国連人口基金では、10月31日に誕生した全世界の子供たち全員を「70億人目の誕生者」として祝福し、希望者に認定証交付を決定。認定証交付は11月30日まで受付けるとのことです。
▼国連人口基金東京事務所:「70億人目の赤ちゃん」認定証
日本人総人口は初の減少/歯止め利かぬ少子化・超高齢化
昨年の国勢調査確定値を基に、総務省が公表した平成22年10月1日現在の日本の総人口は1億2805万7352人。17年の前回調査比0.2%(28万7352人)増ではありますが、これは外国人を含む集計であり、日本人のみの集計では人口増にストップがかかったことが分かりました。昨年調査による日本人の平均寿命は女性が世界一、男性は4位と長寿国を誇るものの、少子化の影響を受けて人口増加に陰りが見え始めています。同省によると、外国人を除く日本人の総人口は、前回調査比0.3%(37万1000人)減の1億2535万8854人。外国人と日本人に分けた現行の統計制度を開始した昭和45年以降、初の減少となりました。
人口増加9都府県、38府県が人口減/秋田県!人口減少率5.2%、高齢化率29.6%
都道府県別状況によると、人口増を記録したのは東京や沖縄など9都府県に留まっており、東北地方を含む38道府県が人口減。日本の高齢化率が世界最高水準にありますが、特に人口減少率(5.2%)の大きい秋田県は、島根県を抜き全国一の高齢化率29.6%に至ったことが報道されています。
介護事業:地方でも成り立つ事業「長生きしてよかった」
日本が世界をリードし続けるためには超高齢化社会対策が急務の課題。地方の産業衰退が深刻化しているものの、介護事業に関して言えば、地方でも成立する数少ないビジネスモデルとして注目され、他業種からの参入も相次いでいます。「高齢化」という言葉はマイナスに捕らえられがちですが、「長生きしてよかった」と思える社会にすることが、将来の世代のために私たちが行うべきことです。
病気や貧困、食糧問題など、世界が直面する課題を乗り越えての世界人口70億人到達は、人類の未来に明るい希望の光を灯していると信じたいものです。現在の世界情勢を鑑みると、先行きが明るいとは言い難いですが、lこれから生まれる生命の未来に、自然というよい財産を残してあげたいものです。
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[2011.11.7]

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