中小企業再生支援協議会:リスケで一服!?事業再生相談件数4割減に今、すべきこと
平成22年度第3四半期の相談企業の業種を見ると、製造業、卸売・小売業、サービス業の順で割合が高くなり、従業員数では、21~100名の中小企業が全体の約5割以上を占めています。中小企業再生支援協議会への相談企業445社への対応状況では、「相談段階で課題解決」が6割を超え、「再生計画策定支援」が3割と続き、「協議会での再生困難」はわずか2.2%にとどまりました。再生計画策定が完了した企業83社の事業面の施策では、51.8%を占める43社が「管理会計手法の導入による製品別、取引先などの選択と集中」と応えています。平成22年度4月から12月を見ても、2,851社中1,497社と52,5%と高い水準となっています。
デューデリ、キャッシュフロー経営で半分の企業が課題解決
デューデリジェンス(事業精査)によって、財務の実態を把握し、PLやBSではなく、キャッシュフローがベースとなります。製品や取引先を部門ごとに精査。採算の取れない事業は切り捨て、利益の出る事業へ統廃合することで半分の企業の課題が解決しています。施策は、「グループ再編などによる不採算事業撤退や効率化」が12%と続いています。国内市場が縮小するなか、企業は円高を背景に海外企業をM&A(企業の合併・買収)が増える報道も見かけます。国内ではTOB(Take-Over Bid:株式公開買い付け)による子会社化など再編。MBO(Management Buy-Out:経営陣による株式の買収)によって、株主から経営者が戦略策定を打ち出すなど再編が多く報道されます。


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