◆二十四節気◆令和6年(2024)5月20日「小満(しょうまん)」です。◆

 

◆二十四節気◆令和6年(2024)5月20日「小満(しょうまん)」です。◆

令和6年5月20日22時00分「小満(しょうまん)」です。旧暦4月巳の月の中気で、立夏から15日目にあたります。5月20~21日頃。天文学的には、太陽が黄経60度の点を通過するときをいいます。

万物が次第に成長して一定の大きさの達し、満ち始めるという意味から「小満」といわれます。
「暦便覧」には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されています。また一説には「小満」とは昨年秋にまいた麦の穂がつく頃に「ほっとひと安心して、もう少しで満足する」といった云われもあります。

麦畑の穂が成長して緑黄色に色づき、山野の植物は花を散らして実を結びます。田では苗を植える準備を始め、蚕が桑を盛んに食べ始めます。この頃、紅花が咲きほこり、日々ようやく暑さが加わり始める季節です。
GW明けの西日本では、蛍が姿を見せはじめ、小満を境に「走り梅雨」が始まる年もあります。

◆小満芒種◆沖縄編
梅雨は南から始まり、九州や沖縄では梅雨入りを小満芒種(すーまんぼーすー)とも呼びます。

◆小満芒種◆東日本編
関東から東では、小満から芒種までの梅雨入り前(5月下旬~6月中旬)が一年で最も過ごしやすい季節です。「薄暑(はくしょ)」(うっすらと汗をかく)の時期で、5月の南風「薫風(くんぷう)」とあわせて入梅前の過ごしやすい季節のたとえです。

この頃から梅雨になる年が多く、降水量は「台風シーズン」と、これからの「梅雨時」のふたつのピークがあります。豪雪地帯の日本海側一部の地域と北海道を除いて、これからを「雨季」と呼んでいい時期です。

■■「七十二候」■■

◆初候「蚕起食桑」(かいこ おこって くわを くらう):蚕が桑を盛んに食べ始める。
蚕が桑の葉を盛んに食べ始める時節。
◆次候「紅花栄」(こうか さかう):紅花が盛んに咲く。
紅花(べにばな)の紅黄色の頭花が盛んに咲く時節。
◆末候「麦秋至」(ばくしゅう いたる):麦が熟し麦秋となる。
麦が熟して畑一面が黄金色になる時節。初夏の爽やかな好季節。麦秋=陰暦4月の異称。

■■小満の頃の花■■

「ツツジ(躑躅)」 ツツジとはツツジ科の植物、ツツジ属の植物の総称。ドウダンツツジのようにツツジ科に属さない植物もツツジと呼ばれるものがある。また、古くから、ツツジ属のツツジもサツキ、シャクナゲとを分けて呼んでいて、学術的な分類とは一致しない。

長寿な樹木もあり、最も樹齢の長い古木は、800年を超え1000年に及ぶと推定されている。

ツツジ属の植物は、4月から5月の春先にかけて、先端が5裂している花を枝先につける。咲いた花を採ると、花片の下から蜜を吸うことができ、戦時中は子どもたちの甘味となっていた。一部レンゲツツジには毒があり、注意が必要。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

その昔、株式市場や商品相場を生業にする方々の間では、「素人の小満過ごし」と言われていました。これは麦畑に穂が付き始めてまずはひと安心、が転じて、タイミングを見過ごさないように戒めた言葉です。
小満から芒種の時期、気候の良さから緊張感がなくなり、つい安心してしまい、相場に限らずタイミングをみすみす逃す事に警鐘をならしています。それほど良い気候が続いて「のほほん」とした陽気が続きます。

6月には梅雨に入ります。
季節の変わり目、時節柄お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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