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県外への避難ルート開通:もうすぐ到着!復興阻む灯油、ガソリン不足

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前倒しで空港再開/新幹線を飛行機がフォロー
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東日本大震災の影響で閉鎖されていた岩手県の花巻空港が、3月16日から航空機の運航を再開しました。同日は札幌、大阪の2便に加え、臨時の東京(羽田)便を含め、各1往復を運航。
当初は17日からの運航再開を目指していましたが、1日早く運行再開に至っています。東北新幹線が運休となり、関東方面とのアクセスに支障を来しているため、震災復興の観点から政府が日本航空に働き掛け、東京便運航が決まったものです。
17日から定期便は通常ダイヤとなるほか、東京便の運航も引き続き見込まれており、便数やダイヤなどの調整が急がれています。

遠方への避難も可能に/ガソリン不足:空港で足止め
3月17日、沿岸部の宮古市では長距離バスが利用できる盛岡までの無料バスが運行され始めました。一日一往復の運行ですが、ガソリンの給油が通常通り供給されるようになれば更に増便するとしています。
しかし、岩手県内では、まだほとんどの公共交通機関が運休しており、県内各地のアクセスは確保されていません。日増しに深刻化しているガソリン不足の影響もあって、花巻空港の出口にタクシーは一台もなく、知人の自家用車を頼ることもできずに空港で立ち往生する人も見られているようです。
 
 
燃料不足、陸上輸送開始
水や食料、医薬品、紙おむつなど、被災地の避難所ではまだまだ物資が不足しているとの報道が続いています。また、救援物資の提供があってもガソリン不足により現地での運搬も困難であるなど、被災地の燃料不足は限界に達しています。
港や空港の再開で物流が復活しつつあるいま、何よりも急がれるのは、ガソリンや灯油など、燃料の補給です。被災地の大部分は日々の移動を自家用車に頼っており、移動や物資の運搬に支障を来たしていることにより、震災の被害がさらに拡大することも懸念されるのです。
石油元売のJX日鉱日石エネルギーは、3月18日から陸上出荷を再開したと発表。さらに、盛岡油槽所に転送するためのタンクローリーによる出荷も開始したと報道がありました。東北地方の燃料不足も緩和される見通しといいます。

灯油不足:避難所でも凍死の可能性/燃料搬送急げ
3月19日現在、依然として寒さの厳しい東北地方では、避難できていても、その後どうやって暖をとるかが課題です。浸水によって濡れた服を乾かすこともできず、避難所にたどり着いても体調を崩す人もいます。
避難所へ灯油を提供しているガソリンスタンドなどもあるようです。このような支援を受けられずにいる避難所の方が圧倒的に多いものと思われます。暖房の燃料がなくなり、凍死する被災者も出たという報道には胸をふさがれる思いがしました。
ある避難所では、暖房のための灯油がなくなり、避難している人々の車からガソリンを抜いて燃料として使用しているとのことです。しかし、そのガソリンすらいつまで持つか、時間の問題です。油槽所から避難所までの搬送が懸念されます。

今すぐできる支援「不便を分け合う」燃料を被災地に
首都圏でも自動車用燃料不足が騒がれていますが、幸いこちらは鉄道などの公共交通機関は復旧してきました。東京電力の計画停電が実施されるなかで「不便を分け合う」という言葉も聞かれます。我先にと買占めに走るのは言語道断。自動車の利用は可能な限り自粛し、被災地に文字通り「明日への灯を燈す」燃料を送るために協力したいものです、
被災地では3月18日朝も氷点下と厳しく冷え込み、震度3以上の地震も続くなど、毎日が寒く不安な生活を強いられています。一刻も早く安全で暖かな住居への移転を願いたいものです。

[2011.3.19]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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