国民的グループ「嵐」無観客ライブでも経済効果は3,000億円!エンタメ界に新たな流れ

500万人が無観客・生配信ライブを視聴

今年末で活動を休止するジャニーズ事務所所属の国民的グループ「嵐」が11月3日、新国立競技場で無観客ライブ「アラフェス2020 at 国立競技場」をネットで生配信しました。
「アラフェス」は国立競技場で平成25年9月以来7年ぶりに降臨し、コロナ禍において活動休止前の最後の無観客でのオンラインライブとなり、何人が配信を受信したかは同事務所は公表していないものの、芸能ジャーナリストの間では2公演で500万人を超えるとの声が聞かれました。
「鬼滅の刃」興行収入を1日でクリアする経済効果
2公演で500万人超えが視聴したことで経済効果は、チケットやグッズ販売など300億円を超える可能性があると思われ、社会現象にもなった劇場版アニメ「鬼滅の刃」のここまでの興行収入を1日で超えることは確実と思われます。
「嵐」ファンクラブ会員は、推定300万人以上と言われ、興行主によると通常のコンサートでも「嵐」の観戦チケットはプラチナファンクラブ会員でも取得できないと言われています。
ただ、今回はネット配信のため、チケットさえ購入すれば必ず視聴できることが可能で、祝日に生配信したことで200万人は視聴、一般ファンも合わせると2公演で500万人は見ている可能性があります。
プロフェッショナルなエンタメを見せつけたライブ
無観客とはいえ、「嵐」のメンバー5人は、目線の動きを客席1つ1つに向けられ、温度感のわかるライブを見せつけ、メンバー一人一人意識の高さが高く、プロフェッショナルを感じさせました。
新型コロナウィルス感染拡大を配慮し、無観客でのライブとなりましたが、ネット生配信公演となったことで、これまでライブに行けなかった層にも「嵐」のエンターテイメントのレベルの高さを知らしめることになったようです。
通常のライブでも7公演で経済効果は17億円
コロナ禍でなければ興行主は、最大5万人収容で1万円のチケット販売で売り上げは5億円となるほか、グッズ販売や飲食、宿泊なども合わせると7公演で17億5,000万円の経済効果が生まれます。
それが、ネット配信となると国内だけでなく海外でも視聴可能となり100万人をも超える市長が見込まれ、視聴料は安くなるものの視聴者数の多さで無観客配信を超えることはできないと考えられます。
令和2年に誕生した無観客、ネット配信は、新たなエンターテイメント界の新スタイルとなる予測で、これは中小企業などの製品、サービスの配信にも繋がります。
スマートフォンで差別化、付加価値のある製品やサービスを簡単に撮影し、「You Tube」など無料配信サイトで発信すれば新たなチャンスも少なくありません。
●関連記事:「「SMAP」超えた「安室ちゃん」引退で経済効果は1,000億円!?音楽ソフト初の100万枚超え」[2018.9.5配信]
[2020.11.10]
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