◇一週間の経済時事ダイジェスト◇2013/1/7～2013/1/12
◆東京証券取引所は東京、大阪、名古屋３市場の昨年の株式売買状況を９日に発表。海外投資家による「買い」が「売り」を2兆8,264億円上回り「買い越し」となりました。海外投資家の買い越しは４年連続。買い越し額は平成２２年の3兆2,000億円以来の水準となりました。買い越し額のうちの約２兆円は、１１月中旬から年末までに買われ安倍政権への期待が先導しました。
◆政府は、耐震化やエネルギー効率を高めたオフィスビルなどに投資する不動産ファンドを創設する方針を示しました。ファンドの対象は、市街地や幹線道路沿いの古いビルなどを想定。改修や建て替えを進める事業に投資し、新しく建てるビル事業への投資も検討。今年度補正予算案に盛り込む方針です。
◆トヨタ、日産、ホンダが７日発表した１２月の中国の新車販売台数は、前年同月比15.9～24.0%減と１１月から改善。日中関係悪化で大きく落ち込んだ日本車の販売が回復し始めています。昨年の販売台数は、トヨタが前年比4.9%減、日産が同比5.3%減、ホンダが3.1%減とそろって減少。トヨタ、日産は中国で本格的に生産・販売を始めた平成１５年以降、初のマイナスとなりました。
◆３月末の中小企業金融円滑化法の打切りを控え、地方銀行では企業への融資の信用度を示す債務者区分を「正常先」としたまま、貸倒れに備え引当金を積み増す動きが見られます。今年度上半期（平成２４年４月～９月）の不良債権処理損は、前年同期比の約５割増と、最悪の事態に準備は進められます。
今週の時事経済記事です。
日銀：ＪーＲＥＩＴ年内1,300億円買入れ／物流施設特化のＲＥＩＴは高配当の予測[2013.1.12配信]
安倍政権による脱デフレ、大胆な金融緩和宣言を受け不動産市場は、その期待から上昇気流に乗り堅調な推移を示しています。１月８日には、日銀が金融緩和策であるＪーＲＥＩＴ（不動産投資信託）を１８億円分購入。ＪーＲＥＩＴは・・・・・・・・続きはこちらから
１匹で１億５千万円！マグロ初競り、史上最高値更新／築地市場豊洲移転、土壌汚染で１年延期
[2013.1.11配信]
１月５日、東京・築地の中央卸売市場では今年初の取引となる「初競り」が開かれました。威勢のいい掛け声が飛ぶ初競りの様子は毎年報道でも取り上げられますが、今年は222ｋｇの青森県大間産クロマグロが、１億5,540万円（１ｋ・・・・・・・・続きはこちらから
安倍政権デフレ脱却司令塔「日本経済再生本部」始動！７月参院選対策に金融円滑化法はどうなる？
[2013.1.10配信]
昨年１２月２６日に発足した安倍内閣の初閣議で設置を決定した「日本経済再生本部」は、１月７日事務局が立ち上がりました。経済再生へ向け歴史的な取組みとなるデフレ脱却へ新政権の経済対策がスタートします。安倍首相は、成長・・・・・・・・続きはこちらから
住宅着工戸数３ケ月連続前年超え！消費増税前の駆け込み需要に、給付・税の優遇が市場回復の鍵
[2013.1.9配信]
国土交通省が昨年１２月２７日に発表した１１月の新設住宅着工戸数によると、前年同月比10.3%増の8万145戸と３ケ月連続、前年を上回りました。同省では、住宅需要について緩やかながら持ち直しの動きが続いてると分析。今年の・・・・・・・・続きはこちらから
格安航空（LCC）スカイマーク、関空－沖縄・札幌は撤退！収益拡大へ新たに国際線へ、貸し切りジェットサービスに参入
[2013.1.8配信]
スカイマークは平成２６年にも国内・国際線の貸し切りビジネスジェット機事業に参入することをメディアで報道。国際定期便を運航するのに併せ、国内やアジアを中心に出張の多い企業の幹部や富裕層、芸能人などの移動ニーズを取り・・・・・・・・続きはこちらから
平均株価：震災前の水準へ／日本取引所が始動！目指すはアジアNo.1市場
[2013.1.7配信]
東京証券取引所と大阪証券取引所は、１月１日に経営統合。発足した持ち株会社の日本取引所グループが４日に東証１部に上場しました。上場する世界取引所の時価総額合計では、香港取引所やシカゴ・マーカンタイル取引所の１兆円超え・・・・・・・・続きはこちらから
[2013.1.13]
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八木宏之プロフィール
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな！』（大和書房）をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』（日本実業出版）、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』（かんき出版）、平成14年、『借りたカネは返すな！』（アスコム）はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
著書の紹介はこちらから。
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな！』（大和書房）をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』（日本実業出版）、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』（かんき出版）、平成14年、『借りたカネは返すな！』（アスコム）はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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