二十四節気「小暑(しょうしょ)」です
小暑(しょうしょ)
7月7日14時02分「小暑」です。旧暦6月、未(ひつじ)の月の正節で、新暦7月7日頃。天文学的には、太陽が黄経105度の点を通過するときをいいます。
梅雨明けが近づき、暑さが本格的になる頃。夏至を堺に日足は徐々につまりますが、実際には実感されず、夏の太陽が照り付けて、暑さは日増しに加わってきます。
この日から暑気に入ります。小暑から立秋までの間が「暑中」で「暑中見舞い」はこの期間内に送ります。
梅雨明け前の集中豪雨に見舞われることも多いので、注意が必要です。蓮の花が咲き始め、鷹の子が巣立ちの準備を始め、蝉が鳴き始めます。
◇◇ 七 夕 ◇◇
古く中国から伝来した暦注です。
当時は女性が縫い物やお習字の上達をご祈願したお祭で、平安時代に宮廷行事として整えられました。七夕祭りの行事が一般に広がったのは江戸時代で、当時は穢れ(けがれ)を祓う信仰と結びついたものが現在の七夕で、短冊に短歌や願い事を書く習慣は文字が上達するようにと願うものです。
今年は空梅雨だったとの地域もありますが、九州地区のように局部的な豪雨だった地域もありました。去年も西日本は雨が多く東日本は例年よりも雨が少なく、温暖化の影響で西日本はモンスーン気候になったのかもしれません。
おりしも、この時期には東北地方はじめ各地で夏祭りが催されます。選挙カーの候補者連呼は、お神輿の掛け声も打ち消されてしまいます。静かにお祭を堪能したいものです。
エアコンのつけっぱなしによる夏風邪が流行っています。 読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白
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http://archive.mag2.com/0001141172/
[2010.7.5]
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