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◆二十四節気◆平成28年9月22日「秋分(しゅうぶん)」です。◆

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◆二十四節気◆平成28年9月22日「秋分(しゅうぶん)」です。

110920_15.jpg9月22日23時21分「秋分」です。旧暦8月「酉」(とり)の月の中気で、新暦9月22~23日頃。天文学的には、太陽が黄経180度の「秋分点」を通過するときをいいます。
 
秋分点とは、黄道と赤道が交わる点のうち、赤道の北から南へ向かって太陽が横切る点のこと。この日、太陽は真東から昇り、真西に沈みます。昼と夜の長さがほぼ等しいと言われていますが、実際には秋分から3日後です。「暦便覧」では「陰陽の中分なれば也」と説明しています。
 
北の方から冬篭りの準備を始める頃です。残暑の名残も感じられますが、秋分を過ぎると日に日に肌寒さを感じます。北のほうから紅葉の便りが伝えられるようになり、もみじの色づきが始まります。例年北海道では大雪山の初冠雪が観測される時期です。


また、この日は「彼岸の中日」にあたります。彼岸の名称は、仏典の「波羅蜜多:はらみつた」という梵語の漢訳「到彼岸:とうひがん」という語に由来します。「現実の生死の世界」から煩悩を解脱し、生死を超越した「理想の涅槃の世界」へ至るの意。煩悩や迷いに満ちたこの世「此岸:しがん」に対して、向こう側の悟りの境地を「彼岸:ひがん」といいます。
 
お彼岸の頃になると、寒暑ようやく峠を越して凌ぎ易くなってくることから「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉が使われるようになりました。

120914_21.jpg■「七十二候」■
初候「雷乃声収」(らいすなわちこえをおさむ)
  ◇雷乃ち(すなわち)声を収む。雷が鳴り響かなくなる時節。
次候「蟄虫坏戸」(ちゅっちゅうこをはいす)
  ◇蟄虫(ちっちゅう)戸を坏(とざ)す。土中の虫が土で穴の隙間を塞ぐ時節。坏(つき)=ふさぐ。
末候「水始涸」(みずはじめてかる)
  ◇水始めて涸(か)る。※水田の水を干しはじめ、収穫に備える時節。涸る(こる)=水が尽きる。

◆◆◆◆秋分点とは◆◆◆◆
111219_15.gif▼秋分点とは、天球上で黄道と赤道が交わる2つの交点のうち、太陽が赤道の南から北へ向かって横切る点のことです。この点が黄経0度で、赤経・黄経の原点となります。
ところが歳差(自転している物体の回転軸が、円をえがくように振れる現象)により毎年わずかずつ移動し、20世紀末ごろに水瓶座に入ったといわれています。
▼「黄道」とは、天球上における「太陽の道」のことです。黄道は赤道に対して23.4度傾いています。地球の公転面の垂線に対する地軸の傾きによるものです。
▼黄道と赤道の交点を「分点」といい、黄道が南から北へ交わることを「春分点」といい、黄道が北から南へ交わることを「秋分点」といいます。秋分点での黄経は、180度です。

天の赤道」とは、地球上の赤道を天球に延長させた大円のことです。恒星や惑星の位置を決める基準となります。ちなみに「月の通り道」は「白道」といいます。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
季節は少しづつ秋に向かっています。外路地の広葉樹が幾分か幾分か色づき始め、 すこしづつ落ち葉の気配です。
秋分の「昼と夜の長さが等しい」に掛けて、均衡を失っている今の社会ですが、これを機会に陰陽のバランスを取り戻して頂きたいものです。
読者の皆様、猛暑でも朝晩は冷え込みます。お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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