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平成23年5月6日二十四節気「立夏(りっか)」です。

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■二十四節気「立夏」りっか■
110506_10.jpg5月6日5時23分「立夏」です。旧暦4月、巳(み)の月の正節で、新暦5月5日~6日頃。天文学的には太陽が黄経45度の点を通過するときをいいます。
 
立夏は、春分と夏至の中間にあたります。昼夜の長短を基準に季節を区分したとき、この日から立秋の前日までが「夏」となります。
 
春ようやく褪せて、山野に新緑が目立ち始め、吹く風は爽やかになり、いよいよ夏の気配を感じられる頃。蛙が鳴き始め、ミミズが地上に這い出て、竹の子が生えてきます。
 
ゴールデンウィークの終わりの頃。暦や歳時記の上では立夏といっても、気象的にはいまだ春の感が強いです。「夏立つ」「夏来る」などとともに夏の代表的な季語になっています。
 
◆◆「七十二侯」◆◆
◆初候「蛙始鳴」(かえる はじめて なく):蛙が鳴き始める
◇雨蛙が鳴き、産卵を始める時節。
 
◆次候「蚯蚓出」(きゅういん いずる):蚯蚓が地上に這出る
◇蚯蚓が地上に這い出る時節。蚯蚓(きゅういん)=ミミズ。目もなく手足もない紐状の動物。名の由来は「目見ず」から。多くは陸上の土壌中に生息。
 
◆末候「竹笋生」(ちくかん しょうず):筍が生えて来る
◇タケノコが生えて来る時節。タケノコ=若い竹の幹の部分。食用としては、日に当たったものほどアクが強いため、土から顔を出す前に掘るのが望ましい。
 
◆◆「5月の花」◆◆
◆「文目」(あやめ) あやめ科 アヤメ属 
学名:Iris sanguinea ギリシャ語で「虹」の意。開花時期:5月1日~5月20日頃。
 
110506_18.jpg剣形の葉が整列して生える様子から「文目・あやめ」(筋道、模様の意)と呼ばれます。花弁の中央に網目模様があり、葉は細くて長い。「綾目」とも書く。よく「菖蒲」と書いて「あやめ」といいますが、菖蒲とは別種で、湿地ではなく乾いた土地に生えます。
 
「いずれ文目か杜若(かきつばた)」とは、区別できないことの例え。
 
花言葉は、「良き便り」「吉報」「愛」「優しい心」「メッセージ」「希望」など。
 
◆「杜若」(かきつばた) あやめ科 アヤメ属
学名:Iris laevigata 開花時期:5月5日~月末頃
 
花は紫、青紫、白。その昔、花の汁で布を染めていました。これを「書き付け花」といい、「かきつばた」と変化したもの。水中に生えます。葉は幅広で長い。
 
「燕子花」とも。万葉の頃には「垣津幡」「加古都幡多」などと書いていました。
 
花言葉は、「妖艶」「幸運が来る」「美人の眠り」など。
 
◆「菖蒲」(しょうぶ) 里芋科 ショウブ属
学名:Acorus calamus var. angustatus。「美しくない花」の意。漢名の「菖蒲」を音読みしたもの。

沼や川などの水辺に群生し、初夏にうす茶色の花を咲かせます。葉の途中に花穂をつけ、見た目には空中に浮いているようにみえます。
 
端午の節句(5月5日)に菖蒲の葉を風呂に入れる習慣があります。薬効と香りによって邪気を祓います。

◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
今年は例年になく竜巻や突然の雷の報道を見ます。昨年は立夏まで寒さが残りましたが、今年は晴天の日に突然雨の降る「狐の嫁入り」に出会う方もいるでしょう。今年の夏は入道雲ができやすいようです。
立夏で暦の上では土用が明けます。問題解決や結果を出す作業はこれからです。良い悪いの結果がはっきり出やすい「五黄土気」の月です

季節の変わり目です。読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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