10月20日「十三夜(じゅうさんや)」です
■10月20日「十三夜」■
「十三夜:じゅうさんや」とは、旧暦9月13日に行なう観月(かんげつ=お月見)のことです。十五夜の月を鑑賞する習慣は中国から伝わりましたが、十三夜は日本独自の風習です。平安時代に貴族が集まって月を見ながら詩歌を詠んだのが始まりです。
十三夜には、ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから「豆名月」または「栗名月」といいます。
9月の十五夜(旧暦8月15日)と10月の十三夜(旧暦9月13日)、どちらか片方のお月見しかしないのは「片月見」または「片見月」と言って嫌がられていました。
そのため、お付き合いを確実にするめに、十三夜に十五夜の異性を2回目の誘いをします。十五夜に呼ばれた相手は、誘われたらどうしても十三夜にも来なければならなくなるそうです。
◇ ◇ 編集後記 ◇ ◇
十三夜は平安時代の発祥だと記録されています。月を観ませんかとの口上で異性を誘うなんてさぞかし世の中が平和だったのでしょう。
ともあれ皆様、月見で体を冷やさないでください。二人でいれば暖かいでしょうけど夜風は体にこたえます。
お体ご自愛専一の程
筆者敬白
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