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小笠原諸島、中国密漁船から「宝石サンゴ」を守れ!犯人立証には現行犯だけの実態

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警視庁、海上保安庁200名で違法操業への訓練
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中国漁船による小笠原島諸島の「宝石サンゴ」の密漁問題を受け,警視庁と海上保安庁は6月2日,外国人など密入国や外国人漁船の違法操業を想定した訓練を実施しました。訓練は約200名が参加し、入管難民法違反(旅券不携帯)容疑で現行犯逮捕。容疑者の航空機での移送や、逃げる外国漁船を海上保安庁の巡視船やヘリコプターなどで追いつめる訓練が行われました。
小笠原諸島の中国漁船違法操業で不安が島民に広がるなか,万全の訓練により安心させることができました。

サンゴ密漁は20年前から
小笠原諸島では、20年ほど前から台湾漁船によるサンゴ乱獲を経験してきました。地元の漁業共同組合は、当時から取り締まりの強化や実態調査を要望してきたものの、実際に行われたのは昨年9月の大量の中国漁船が姿を表して以降でした。
中国の密漁船によって投棄された網は漁場に廃棄され、魚の産卵場所でもある岩やサンゴに網がまとわりつき、漁場が死滅しているとしています。地元漁業関係者では対応のしようがなく,好き放題密漁を繰り返す中国密漁団には手を焼かされます。

密漁船が去った後は中国製の網が置きっぱなしに
小笠原諸島の父島の漁業者によると,近年サンゴ漁をおこなっていないものの、中国密漁船が去った後は、一本釣りの漁で釣り針に使う中国製の真新しいサンゴ網が引っかかるようになったといいます。
漁業共同組合では全国的に漁業者を募集し,後継者の育成を努めるものの、将来有力な一本釣り漁の漁場が荒れてはと網の撤去を願うばかりです。父島はハマダイやキジハダなどの一本釣りが獲れていたものの中国密漁船によって若者の雇用にまで影響が出そうです。

乱獲されたビデオ撮影しても密漁の立証は無理
水産庁では,小笠原諸島周辺の10地点に無人潜水艇を潜行させカメラで撮影。映像には、広範囲に渡りサンゴが乱獲された様子が見られるものの、密漁問題発生以前の海底の状況を示す資料がないため密漁被害は立証できないといいます。
小笠原諸島で訓練は実施されますが,密漁船の逮捕には海上保安庁などの現行犯で捉えなければならないのが実態。漁業者の願いは今は網の撤去だけと声を上げます。

[2015.6.8]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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