世紀の歴史的再大金星「日本代表」ラグビーW杯で世界2位に勝利!国内の経済波及効果は4千億円超え
ロシア戦に続きアイルランドにも勝利
ラグビーW(ワールドカップ)杯は、4年に1度、9月20日から11月2日まで日本の12都市で開幕し、日本は初戦のロシアを下し、9月28日には世界ランク2位の優勝候補のアイルランドを破り大金星を挙げました。
4年前のW杯では、やはり優勝候補の南アフリカにラグビーで試合終了を意味するノーサイド数秒前に逆転勝利を挙げ、世界を驚かすなど、日本代表の勝利は偶然から必然な力をつけてきたと考えられます。
NHKでも速報「優勝候補のアイルランドから勝利」
アイルランドから勝利したすぐにNHKでは「優勝候補のアイルランドから勝利」と速報が流れ、民放やインターネットでも大ニュースとトップ扱いされ、そのインパクトは海外メディアでもトップ扱いされました。
アイルランドのアイリッッシュ・タイムス紙は、「日本の成長を続ける若者たちがアイルランドの面目を失わせた」と一面で報じ、「アイルランドは深く落胆し、ダメージを受けた敗戦となった」と伝えました。
パブリックビューイングでもビールが大売れ
ラグビー観戦は、海外ではビールなど楽しみながら観戦することが常識となっており、スタジアムや横浜市、釜石市などで各地でも大画面を前にファンが集まるパブリックビューイングが行われ、多くの消費を生み出しました。
W杯2019組織委員会は、監査法人の協力のもと、W杯日本大会での国内への経済波及効果を分析した結果、4,372億円と予測し、GDP(Gross Domestic Product:国内総生産)増加分は2,166億円と見込み、雇用創出も2万5,000人と予測しました。
スタジアムの観戦者は、最大で180万人に上り、訪日外国人客も40万人に達すると見込んでいます。
宿泊施設料金、3割増も全て満室
W杯決勝や準決勝が行われる横浜国際総合競技場近くの宿泊施設・新横浜プリンスは、9月〜11月の宿泊料が前年同期比で3割増も、全て満室となり、ビール大手のハイネケン・キリンでは大会期間中のビール消費量は前年同期比で2.2倍を見込んでいます。
このような世界大会で、サッカーや野球、バレーボールなど、日本戦は満員となるものの、海外国同士のゲームは空席が目立ちますが、W杯2019組織委員会によると全試合の観戦チケットは約97%販売済みと異例の大会となっています。
日本全国12都市で行われる試合に、その後の観光や日本文化体験など地方活性にも期待がかかっています。
●関連記事:「W杯、日本グループリーグ突破で国内経済効果は5,000億円!?」[2018.7.20配信]
[2019.10.4]
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