眠った情報の再発見、再活用にベンチャー企業支援!営業活動の見える化、効率化に新しい発想
眠った情報の再発見、再活用
データを制した者が市場を制する、と言われます。眠った情報の再発見、再活用を目指すのが不可欠とされる時代です。最近、注目されるのが、営業活動の「見える化」や、効率化。多くのアイデアや競争も生まれ、先駆者や勝者も登場してきました。先頭を行く数社を紹介しましょう。
店舗のマネージャー業務を端末に置き換え
IT(情報技術)ベンチャー、マツリカ((株)マツリカ:東京都品川区 黒佐 英司、飯作 供史 共同CEO)のサービスは「センシーズ」。メールや資料送付など営業活動の記録を専用サイトで一元管理します。案件の内容や相手先といつ、どんなやり取りをしたかがわかり、案件ごとに進捗を色分けして一覧で確認できる。一言でいうなら、店舗のマネジャーが一元管理していた業務一切を、この端末で置き換えることができるのです。人工知能(AI)で過去のデータを分析し「営業の成功確率」を導き出す構想も、目下、検討中といいます。
商談までお膳立て?
WEIC(ウエイク/㈱WEIC:東京都中央区 内山雄輝社長)も、社内に眠る営業データに着目しました。過去の資料請求やサイトへの問い合わせデータを分析し、成約の見込みがある顧客のみを抽出する仕組みがあり、WEICの担当者が顧客に代わって商談までお膳立てします。データなしに「飛び込み営業」することがバカバカしくなるほどの情報処理技術です。
遠距離間のビジネスを効率化
人材サービス、ネオキャリア((株)ネオキャリア:東京都新宿区 西澤亮一社長)子会社のネオラボ((株)ネオラボ:東京都新宿区 大川智弘社長)は、離れた場所にある顧客との商談を効率化するツールを開発しました。具体的には、近くビデオ会議やチャットなどの機能を一括して使えようにしたのです。これにより、社員や上司、顧客までが、まるで同じ会議室にいるかのように、同じ資料を見ながら効率的にプレゼンをしたり聞いたりすることが可能になりました。
いずれも、仕事の風景という固定観念に縛られない発想が奏功したようです。
●関連記事:「企業データ管理調査:従業員の8%が社外不可データを持ち出し!管理体制の甘さ浮き彫りに」[2014.8.11配信]
[2017.8.19]
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