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ルミネ、夏のバーゲンを1か月遅れで開催!テナントの足並み揃わずなし崩しに

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夏のバーゲンに一石投じたルミネ
若い世代を含む消費が伸びず、アパレル販売が苦戦するなか、夏恒例のバーゲンセールに、駅ビル運営大手のルミネ((株)ルミネ:東京都渋谷区 森本雄司社長)が、一石を投じる戦略に出ました。セール時期を遅らせ、テナントに夏の売れ筋商品の定価販売を促したのです。しかし足並みはなかなかそろわず、うまくはいかなかったようです。
 
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消費が停滞するなかセール
前倒しが定着
夏のセールは、もともと、在庫処分が本来の目的で、当然、利益率は下がる。しかし、デフレを背景に消費が停滞するなか、「早い者勝ちだから」と、商業施設各社が集客効果を見込んで前倒しするようになりました。結果、最近では、6月下旬からのセール開催が定着。各社は夏物を例年4月前後から販売し、肝心の夏場は、ほぼ全期間で安売りというのが常態でした。

7月28日開始としたが...
これに対し、ルミネは、今夏のセール開始を「7月28日」としました。例年より1カ月遅れです。「これから夏本番なのに、売れ筋商品を初めから値引きするのはおかしい」が、当初の説明でした。しかし、実際には、「限定プライス」などをうたい、ルミネに入るほぼ全店が2~4割値引きするようになりました。なぜ、なし崩しになってしまったのか。出品、出店するアパレル側、テナント側に「他店への配慮もありルミネだけ違う価格を提示するのは難しい」という事情があったようです。

構造的改革なしには勝てない
今回の試みから言えることは、構造的な改革をせず、これまでの集客頼みの戦略では、「ユニクロ」や「ZARA」などの低価格衣料品、アマゾンなどのネット通販に勝てないということです。変化の布石にしてほしいと思います。


[2017.8.1]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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