アサヒビール:会員サイト「アサヒパーク」、ネット時代の酒文化/背景にキュレーションサイト
ネット社会を踏まえたサイト戦略
大衆に向けた宣伝文化の先頭を走るビール業界。テレビのようなマスを対象にした手法だけでなく、ネット社会を踏まえ、商品紹介のサイトに力を入れています。
なかでも、アサヒビール(アサヒビール(株):東京都墨田区 平野伸一社長)が昨年3月に開設した会員サイト「アサヒパーク」が好調です。
なかでも、アサヒビール(アサヒビール(株):東京都墨田区 平野伸一社長)が昨年3月に開設した会員サイト「アサヒパーク」が好調です。
キュレーションサイト/商品紹介メイン
特徴はまず、体裁が「キュレーションサイト」であること。ネットサーフィンをしていると、しばしば、情報の"まとめサイト"を目にしますが、あれがキュレーションサイトです。
商品の紹介をメインに据えず、各種おつまみのレシピやその人気投票、クイズなど多種多様なコンテンツを提示します。消費者はコンテンツを楽しみながら、商品情報に導かれます。
商品の紹介をメインに据えず、各種おつまみのレシピやその人気投票、クイズなど多種多様なコンテンツを提示します。消費者はコンテンツを楽しみながら、商品情報に導かれます。
酒のアテ人気投票
「お酒のアテ」の紹介コーナーは、男女問わず興味がわくような内容とデザインになっています。今夏は「ちくわの穴につめたらうまいもの決定戦」をサイト上で企画し、人気投票を実施しました。
コンテンツ閲覧でポイント付与
チーズや梅キュウリなど50種類について、「おいしそう」や「まあまあ」などを基準に、会員が評価するもので、自社のキャンペーンや商品の紹介は、レシピの横などに添え物的でした。コンテンツを閲覧することで、キャンペーンなどに応募できるポイントがたまる特典もあります。
酒を楽しむためのネット文化が生まれる
店頭での商品説明には限界もあり、ネットの活用で新たな消費者を獲得する戦略は、有効でしょう。通販サイトとの連携も始めています。ネット通販限定の景品を増やすことも検討中。こうした試行錯誤の先に、「お酒を楽しむ」ネット時代の文化が生まれるかもしれません。
[2016.11.21]
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