事業再生・会社再建・M&A・事業譲渡・会社分割・経営改善・債務・連帯保証問題に立ち向かうセントラル総合研究所・八木宏之のブログ

マイナス金利:不動産投資の形①個人投資家、競売市場参入前年比3倍増

このエントリーをはてなブックマークに追加  
競売のプラス面に着目する個人投資家
160930_2.jpg
不動産の「競売市場」に、どんなイメージをお持ちでしょう?
●割安の価格で物件を購入でき、賃貸収入で高い利回りが期待できるなどのプラスイメージ。
●グレーな要素が多くて怖い、敬遠したいというマイナスイメージ。
その両方があった印象ですが、最近、その「プラス面」に着目した個人投資家から、高い関心が集まっています。財テクの範囲も広がったものです。

個人が5億の1棟マンション購入
不動産競売流通協会に所属する富士企画(富士企画(株):東京都新宿区新川義忠取締役)によると、今年に入り、不動産投資に関する問い合わせが月間200件程度と、前年の3倍に膨らみました。
千葉県の1棟マンションを約5億円で個人が購入するなど、高額取引も目立つようです。

落札価格倍率は2.1倍に
同業の三友システムアプレイザル((株) 三友システムアプレイザル:東京都千代田区 吉村昌晴社長)でも、落札総額こそ前期比0.4%増の844億円でしたが、裁判所が決めた最低価格と実際の落札価格の開きを示す落札価格倍率は、2.1倍に上昇しました。

投資家の背を押すマイナス金利
背景にあるのは、日本銀行(日本銀行:東京都中央区黒田東彦総裁)のマイナス金利導入で、金融商品の利回りが軒並み低下している状況です。
低金利で銀行にお金を預けていても、利息がつかない。不動産投資で少しでも利益を出したいという動機が個人投資家を動かしています。

大手不動産/三菱地所・野村不動産は
こうしたニーズの取り込みに、大手不動産会社も動き出しました。競売物件は数が限られており、目先を変えて、顧客にしようという戦略です。
三菱地所レジデンス (三菱地所レジデンス(株):東京都千代田区 小野真路社長)は、個人の投資用マンションの開発に着手。
野村不動産アーバンネット(野村不動産アーバンネット(株):東京都新宿区 前田研一社長)は、「サラリーマン投資家」「初心者限定」などのセミナーを開くなどしています。

[2016.09.30]

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: マイナス金利:不動産投資の形①個人投資家、競売市場参入前年比3倍増

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.h-yagi.jp/mt5/mt-tb.cgi/2645

コメントする

事業再生

セントラル総合研究所
セントラル総研オフィシャル
返済猶予・リスケジュール
www.re-schedule.jp
八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
著書の紹介はこちらから。

2017年11月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30