ゴールデンウィークの旅行人数は過去最高!景気回復で旅行費用も増加傾向
最大12連休?!天気に恵まれ「絶好」のゴールデンウィーク2015
今年も春の大型連休が近づいてきました。
今年のゴールデンウィークは平日を挟んだ「飛び石連休」ではありますが、その気になれば、4月25日(土)から、5月6日(水)まで、12日間もの休暇を過ごすこともできます。日本気象協会が4月13日に発表したゴールデンウィークの天気予報では、全国的に晴れる日が多く、気温も平均並みから高くなるもよう。本州の広い地域では初夏の陽気になる予想も出ており、絶好の行楽日和となりそうです。
国内・海外とも旅行人数過去最高に!
さて、今回の連休を利用し旅に出掛ける人々はいかほどか。大手旅行会社のJTB(株式会社 ジェイティービー/東京都品川区東品川2‐3‐11/代表取締役社長:髙橋広行氏)の発表によると、4月25日から5月5日までの出発分で1泊以上の旅行をする人は、国内と海外を合わせて2,386万1,000人(推計値)に達するとのこと。これは前年同期比で2.9%増えており、どうやら過去最多になる見通しです。
旅行費用も増加傾向/賃金上昇で「旅行意欲堅調」
平均費用は国内旅行が4.1%増の3万5,800円、海外旅行が5.4%増の26万3,000円。同社のアンケートでは「旅行支出を増やしたい」との回答が前年より上昇しています。
その背景としては、景気が回復基調にある上、今年の連休後半には土曜日を含めた5連休があること、加えて3月に延伸開業した北陸新幹線のニュースなど、旅先に関連した話題も豊富であることから、世代を問わず世の人々の旅行意欲は堅調です。
新幹線効果で人気集める北陸地方/映画・ドラマ舞台や歴史的観光地への関心も強く
もっとも旅行者の大半は国内で、地域別では新幹線延伸開業で人気の北陸方面のほか、関西圏では大阪市にある「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、朝の人気ドラマの舞台となった北海道への旅行も増加するものと見込まれます。
また、大修理を終え白亜の天守閣がよみがえった兵庫県姫路市の姫路城や、7年ぶりの御開帳となる長野県の善光寺などへの関心も高い様子。都市圏に限らず、中国をはじめとした海外からの旅行客が増えていることからも、日本各地の観光地の魅力が最注目されています。
旅行費用も増加傾向/賃金上昇で「旅行意欲堅調」
一方、昨今のガソリン安から自動車での移動も多いとの予想も。一般社団法人日本自動車タイヤ協会(東京都港区虎ノ門3‐6‐21/会長:野地彦旬氏)が行った意識調査によると、20~50代の運転者400人に聞いた結果、連休中は海や山など自然スポットへのドライブが1番人気で、全体の5割強が日帰り派。平均予算は1万5,531円。それぞれのデータを見てみると、やはり予算によって目的地も、移動手段も、日数もまちまちです。
※日本自動車タイヤ協会:ゴールデンウィークのドライブに関する意識調査
いずれにしても、お出掛けの際は、くれぐれもお気を付けて。みなさまどうぞ素晴らしいゴールデンウィークをお過ごしください。
[2014.4.23]
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