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街角景気、4ケ月ぶりに低下!天候不順,燃料高騰懸念で値上がりラッシュに家計圧迫で問われる経済政策

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燃料費高騰,天候不順響く
内閣府は9月8日、8月の景気ウォッチャー調査(街角景気)で街角の景気実感を示す現状判断指数が47.4と前月から3.9ポイント低下したことを発表。消費税増税による駆け込みニーズの反動は、幅広い分野で和らいだものの、燃料費高騰や天候不順などが影響しています。
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2〜3ケ月先の景気の先行きを判断する景気先行き判断指数は、50.4と家計動向関連,雇用関連すべての指数が前月から1.1ポイント低下。横ばいを示す50.0を5ケ月連続上回ったものの3ケ月連続で低下しています。

内閣府:「消費税増税の反動は和らぐ」
先行き判断指数は、消費税増税後の駆け込み反動が和らぎ期待感はみられるものの、燃料価格などの上昇への懸念から家計動向関連や企業部門関連,雇用関連で低下。内閣府では,「景気は緩やかな回復基調が続き、消費税増税の反動は和らぐ」としたものの先行きについては「燃料価格の上昇懸念や天候要因による影響の懸念もみられる」としています。
9月1日からは、世界的な天候不順や原油価格の高騰で食料品などが値上げ。出費が増える家計を圧迫します。

北米の天候不順で乳製品が値上げ
特に値上げが目立つのは乳製品で,乳牛の餌となるトウモロコシの主要産地,北米の天候不順の影響で価格は高止まり。乳飲料やヨーグルト、バター、チーズなどが値上げ。国内の漁獲量の減少で魚介関連の缶詰など10%〜30%値上がりしました。
一方,ジャマイカのコーヒー農園では、ハリケーンや病虫害などの被害を受け生産量が半減。UCC上島珈琲は、家庭用のコーヒー製品7品目を40%値上げしました。

生活必需品値上げでほかの消費財に影響
食料品では、天候不順による野菜の高値は続いており、これに続く値上げは家計を直撃。生活必需品が値上げすれば,ほかの消費財で切り詰めざるを得ません。個人消費の冷え込みが懸念されます。
食料品以外でも東京ディズニーランドが平日夜限定の割引チケットを500円値上げ。9月1日に合併した損保ジャパン日本興亜は、旧日本興亜分の自動車保険料を平均2.5%値上げしました。

4月〜6月GDPは下方修正
菅官房長官は9月8日、内閣府が発表した4月〜6月のGDP(国内総生産)の改定値の結果を受け,「景気回復は緩やかな回復基調が続き、景気認識に変わりはない」と強調。GDP改定値は6.8%減から7.1%$減に下方修正され、リーマンショック後の平成21年1月〜3月期の15.0%減以来の落ち込みとなっています。
第2次安倍改造内閣が9月3日に発足し「経済最優先でデフレ脱却を目指す」と安倍首相は述べるものの,地方再生や女性活用をどのように経済再生に取り組むのかこれからの手腕が問われます。

[2014.9.11]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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