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ダイハツ「ミライース」ガソリン車で燃費性能トップ!消費者ニーズに過熱する乗用車の低燃費競争

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軽自動車燃費競争「ミライース」VS「アルトエコ」
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ダイハツ工業は7月9日、軽自動車「ミライース」を一部改良。燃費性能がガソリン1リットル当たり35.2kmに高め発売しました。「ミライース」は平成23年9月に発売されガソリン車初の1リットル当たり30km台を記録。同年12月には、ライバルのスズキ「アルトエコ」が同30.2kmで発売し、燃費性能で逆転されてからは抜きつ抜かれつの燃費競争が過熱。昨年12月には、ガソリン車の燃費ランキングで「アルトエコ」がトップとなっていましたが「ミライース」が抜きか返し再び首位に返り咲きました。

トヨタのハイブリッド技術を応用
低燃費化への技術革新は、トヨタ・ダイハツ技術陣の高熱効率エンジン群の採用によるもので、トヨタのハイブリッド開発の技術を応用。高圧縮比化やアトキンソンサイクル化によって熱効率を高め、燃料の無駄を抑えて低燃費化。その技術を軽自動車の658cc直列3気筒に応用しました。
「ミライース」は、車体にも空気抵抗を低減させるディフレクタを装備。エコ発電制御も見直され、減速時の発電量を高め加速・走行時の発電がさらに抑制されエンジン負荷も低減されました。これらの改良コストは部品の原価見直しで吸収され価格は従来モデルから据え置かれました。

ダイハツ技術の裏付け:トヨタはOEMで同車種を発売
ダイハツは昭和42年にトヨタと業務提携し,平成20年にトヨタの子会社となりました。現在に至るまで両社の技術交流は続き、トヨタもダイハツで生産された軽自動車をトヨタブランドとして発売するOEM(Original Equipment Manufacturing)提供を受けています。「ミライース」は、トヨタでは「ピクシスエポック」として発売するなど、ダイハツの高い技術が認められている裏付けとなっています。
ダイハツの中島チーフエンジニアは同日、「低燃費、低価格という軽の本質を究めようと開発した」と自信を見せました。

低燃費は消費者ニーズ:新車販売トップ10は軽とHV
自動車各社の燃費競争の背景には、ガソリン価格の高騰で低燃費車に対する消費者のニーズが高まっているため。今年1月〜6月の新車販売では、低燃費の軽自動車とHV(ハイブリッド車)などが上位10車種を占めました。
ライバルのスズキ・鈴木会長兼社長は「6ケ月以内に追いつかねばならない」と反撃体制。軽自動車の燃費競争は過熱しそうです。第3のエコカーと言われる軽自動車の低燃費競争は、低価格にこだわれば価格転嫁が難しくなり自動車各社の消耗戦になる懸念も残ります。


[2014.7.15]

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八木宏之プロフィール
セントラル総研・八木宏之
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長。連帯保証人制度見直し協議会発起人。NPO法人自殺対策支援センターLIFE LINK賛同者。
昭和34年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社で全国屈指の債権回収担当者として活躍。平成8年、経営者への財務アドバイスなどの経験を活かし、事業再生専門コンサルティング会社、株式会社セントラル総合研究所を設立。以来14年間、中小企業の「事業再生と敗者復活」を掲げ、9000件近い相談に応えてきた。
事業再生に関わる著書も多く出版。平成22年5月新刊『たかが赤字でくよくよするな!』(大和書房)をはじめ、『7000社を救ったプロの事業再生術』(日本実業出版)、『債務者が主導権を握る事業再生 経営者なら諦めるな』(かんき出版)、平成14年、『借りたカネは返すな!』(アスコム)はシリーズ55万部を記録。その他実用書など数冊を出版している。
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